今回は、大分の食文化を育み、全国にＰＲするため、

さまざまなアプローチを試みる

大分の若手シェフの代表をお迎えしました。

 

大分市のイタリア食堂Ｔａｃｃａ（タッカ） オーナーシェフ

吉川貴浩（よしかわ たかひろ）さんにお越しいただきました。

吉川さんは、現在３６歳。

高校の調理科を卒業後、

福岡県や佐賀県のホテルやレストランで料理人として働き、

故郷・大分に戻ってきました。

７年前に「イタリア食堂タッカ」をオープンすると、

その美味しさや素材に対するこだわりで

あっという間に人気イタリア店になりました。

 

タッカのメニューは、県産の食材にこだわっていて、

メニューにもしっかりと表記しています。

吉川さんは、

「大分の食材の豊かさにもっと気づいてほしい」

と話していました。

 

その想いから、昨年４月に、

大分の食を研究し、広めていく「食ラボ大分」を発足しました。

初めは、県内のイタリアンのシェフ５人で始まったそうですが、

今ではジャンルを問わず、料理に携わる方が加わっています。

先月には、料理人と農家、一般消費者が集まり、

食に対するディスカッションや

目の前で料理を作るデモンストレーションなど、

みんなを“繋ぐ”イベントとして大変盛り上がったそうです。

 

今後も定期的にみんなが集まり、

交流できるイベントをやっていくそうです。

 

「食ラボ大分」では、その他にも

月に一回料理人が集まる勉強会なども行っています。

 

吉川さんは、

「農家のみなさんに自慢の農産物をもっとアピールしてほしい。

料理人としてももっと県内の食材を知っていきたい。」

とお話していました。

 

見た目とは裏腹に（！？）料理人として熱い志をもつ吉川さん。

今後も料理界だけでなく県内の農業も盛り上げていってください！！

ありがとうございました！