今回は、豊後大野市にある大分県農林水産研究指導センター主任研究員の加藤貴浩さんにお話を伺いました。

加藤さんは九州大学大学院で土壌微生物について研究された後、きのこ栽培会社での勤務を経て大分県へ。
これまで野菜の栄養・機能性成分の評価や調査など、幅広い研究に携わってきました
皆さんは「転炉スラグ」という言葉を聞いたことがありますか?
転炉スラグは鉄をつくる過程で生まれる副産物で、道路の路盤材などに使われていますが、
実は農業の現場でも大活躍しているんです
カルシウムやケイ酸、鉄、マンガンなど植物の生育に欠かせない成分がバランス良く含まれていて、
土壌を改良しながら、不足しがちな栄養分も補うことができると言われています
これまでも使われていましたが、粉にしたり、粒状にしたりと、手間やコストがかかっていましたが、
製鉄所から出たものを軽くふるってそのまま使うようにすることで、
ダンプでそのまま運ぶことができ、加工費や輸送費などのコストを抑えて入手できるようになりました。
加藤さんたちは、この転炉スラグをより効果的に活用する研究を進めるだけでなく、野菜の栄養価や機能性成分の評価、
さらにドローンを活用した白ねぎの生育状況の分析など、最先端の技術を農業へ取り入れる研究にも取り組んでいます。
農業というと畑での作業を思い浮かべますが、その裏側では、土や栄養、データ解析などさまざまな分野の研究が支えています。
こうした地道な積み重ねが、おいしく安全な農産物づくりや、持続可能な農業につながっていることを改めて実感しました
今後も研究が進み、大分の農業がより良い方向に変わっていくことを期待しています♪

加藤さん、ありがとうございました!
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