今回は、今年度全国的な賞を受賞した

学生３名にお越しいただきました。

大分県立農業大学校

総合農産科果樹コース

２年 倉成慧太郎（くらなり けいたろう）さん

総合畜産科

１年 若杉将太郎（わかすぎ しょうたろう）さん

総合農産科果樹コース

２年 甲斐陽子（かい ようこ）さんの学生３名と、

大分県立農業大学校

教授 草地千里（くさち ちさと）さんです。

 

大分県立農業大学校は、豊後大野市三重町にあり、

２年間で野菜や果樹、畜産など、

農業について専門的な知識を身に着けられる学校です。

今年４月で５０周年を迎えます。

これまで、この番組に登場いただいたゲストも

農大卒の方が多くいて、

みなさんすばらしい活躍をされています。

 

今回、お越しいただいた学生３名は、

今年度それぞれ全国レベルの表彰を受けました。

 

倉成さんは、

全国農業大学校等プロジェクト発表会・意見発表会

プロジェクト発表の部で、

九州大会最優秀賞、全国大会優良賞を受賞しました。

課題は

「ブドウ特選品“大分シャインマスカットselect”

生産技術の確立による収益性向上対策」です。

ご実家がブドウ農家さんで、

「巨峰」を単独で作っていたのですが、

今話題の「シャインマスカット」を導入することにより、

収益性を見込めるのかを実証しました。

 

若杉さんは、倉成さんと同発表会 意見発表の部で、

九州大会優秀賞、全国大会特別賞を受賞しました。

課題は「牛飼いへの思いを現実に！」です。

ご実家が繁殖牛を飼育する兼業農家さん。

農大を卒業した後は、ご実家の畜産を規模拡大し、

専業農家を目指したいが、

初期投資の金額の大きさという問題に直面し、

どうすれば克服できるのか、具体策を考え、発表しました。

 

甲斐さんは、

第２６回ヤンマー学生懸賞論文・作文入選発表会で

優秀賞を受賞をしました。

テーマは、「新規就農者の離農を減らしたい！

～“農業コンシェルジュ”が農業実態をご案内～」です。

新規就農者がなぜ離農するのか、アンケートや文献をもとに、

理由・原因を追究し、どうすれば離農者が減るのかを綴りました。

 

みなさんどの課題にも真剣に考え、

自分の意見をきちんと述べていて、

将来どんな農業者になるのかとっても楽しみです！！

何年後、またぜひこの番組に出演いただきたいと思います！

 

また、大分県立農業大学校では、入学の２次募集を行っています。

締め切りは、今月１１日（金）までです。

詳しくは、学校のＨＰをご覧ください！

倉成さん、若杉さん、甲斐さん、草地先生、

ありがとうございました！！