記事 > OBSラジオ > 情熱ライブ!Voice > 衛藤賢史のシネマ教室
2018/06/22
中小企業の悲哀と、睥睨する大企業への痛快なシッペ返しを描いてベストセラー作家となった池井戸潤の同名小説の映画化だ。 従業員100名たらずの赤松運送会社の大型トラックが、走行中タイヤが飛び居合わせた主婦に激突 […]
2018/06/13
カンヌ国際映画祭は、是枝監督の作風に好意を抱いているので、この作品はその延長線上でパルムドール賞を獲得したのかな?とつまらん考えを持って見たが、それはぼくの邪推でした。この「万引き家族」は確かにパルムドール賞を受賞するに […]
2018/06/08
平柳敦子監督が、NY大学・大学院在学中に制作した短編映画を改訂し、95分の長編作品として発表したもので、カンヌ国際映画祭の批評家週間に上映される選出映画として選ばれた。 とある会社に勤務する節子(寺島しのぶ […]
2018/05/30
映画の完成間際、ゲティ役のケビン・スペイシーがセクハラのスキャンダルで降板し、急遽クリストファー・プラマーが代役で再撮影された!という曰くつきの作品だが、そんな事を全然感じさせない厚味のある内容にリドリー・スコットが仕上 […]
2018/05/25
実直で武骨な侍が、女性に愛を売るという商売に身を堕とされ、格式にとらわれる武士階級にない、飾り気のない庶民生活で人間らしさを取り戻していくという内容だが、観客を置いてけぼりにして鶴橋監督だけが楽しんでいたような作品になっ […]
2018/05/16
俊英の白石監督が、柚月裕子の同名原作を凄絶極まりない骨太の作品に仕上げてきた!日本映画史にアウトロー映画として名を残す『仁義なき戦い』シリーズと肩を並べたといっていい。 昭和63年、暴力団対策法案が成立する […]
2018/05/11
東野圭吾の同名小説を読んだ方は、この科学的内容を満載した長編をどのように視覚化するのか興味津々で見るだろうし、小説を読んでない方はタイトルから見て、どんなミステリアスな内容か期待するだろうし、出演陣もいい!そういった意味 […]
2018/05/04
日本人のぼくらは、辻一弘の特殊メイクでのアカデミー賞受賞に関心がいった作品だが、なんと面白さ抜群の知的エンターテインメントなドラマであったのだ! 1940年。ナチス・ドイツの電撃作戦によって、ヨーロッパ各国 […]
2018/04/26
「ペンタゴン・ペーパーズ」で大人の知性的な社会派ドラマを演出したS・スピルバーグが、間をおかず今度は無邪気な子供感覚と化してシュールでめくるめくようなエンターテインメントなゲーム作品を発表してきた。やっぱりこの人はいくつ […]
2018/04/19
海底の裂け目から出現したKAIJUと人型巨大兵器<イェーガー>との壮絶な戦い。前作では今年度アカデミー作品・監督賞を獲得したギレルモ・デル・トロによって映画化されたが、今作では脚本に回り、同様に日本のサブカルチャー大好き […]
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