OBS大分放送

1.開催日時
2022年11月21日(月) 正午~13時25分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数  8名
出席委員数 6名

<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長、伊藤京子 委員、神田岳委 委員、下川宏樹 委員、藤本保 委員、児玉憲明 委員
<欠席委員の氏名>
是永幹夫 副委員長、板井良助 委員

<放送事業者側出席者>
猪俣知三 代表取締役社長、兼子憲司 常務取締役 報道制作局長、篠原真治 業務局長、樋口昌平 テレビ制作部、黒田隆司 番組審議会事務局長

4.議題
[1] 番組審議
テレビ番組:「世界一の九州が始まる!」~ブランド蟹を守れ!快適個室カニハウス~
放送日時:2022年11月20日(日)午後1時45分~2時00分 ※OBSのみ時間変更

[2] 業務報告
(1)10~11月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(10月)

[3] 次回日程について
日時:2022年12月5日(月)午後5時~
会場:大分市都町「ふく亭本店」

5.審議の概要
最初に、9月番組審議会で諮問した「大分放送番組基準」の一部変更について各委員と意見交換。大分放送番組基準について当審議会として概ね妥当なものであると答申しました。

<番組内容>
豊後高田市のブランド蟹「岬ガザミ」は、近年、生息環境の変化で漁獲量が大幅に減少している。そこで市と地元漁業関係者がタッグを組み、養殖への挑戦を始めた。しかしカニは「共食い」をする習性があるため、養殖は難しいとされる。そこで地元の機械メーカーが個室の飼育ケース「カニハウス」を考案。今年11月、養殖池からカニハウスへの引っ越しがおこなわれた。果たして岬ガザミの住み心地はいかに…?

<委員からの主な意見>
〇掴みのところから流れが非常にいいなと思った。特に人のクローズアップのバランスが非常にとれていて、この短い尺の中でとてもよく表現されている番組だ。

〇食糧危機と言われる中、海の環境が変わってきているということを、番組から視聴者が知る機会になると思うのでとてもいいことだと思いました。

〇蟹の養殖自体が珍しいなと思う。それを出発点として機械メーカーの人と繋がり、それからケジャンっていう料理に使うっていう形で料理人に繋がり、小学校での調理実習とか給食に繋がっていく。おそらく最初、点で始まったものが線になってそれが面となって広がっていく。その有様をすごくわかりやすく見せていただいて、そこのところが大変面白かったです。

〇個室養殖の餌は一体何か。「採算ベースに乗るまではまだまだ時間がかかる」と語っておられるが、採算ベースはどれぐらいなのか。韓国の人気料理ケジャン商品化はどの程度の見込みがあるのか。そういったことを知りたかった。

〇小さな場所で動物を育てるっていうのがすごく反対運動が起こりやすいのでその点は気をつけられた方がいい。

〇この養殖の将来性とか、養殖方法として成功しているのか、見通しなど、もう少しそこがはっきりわかった方が良かった。

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