OBS大分放送

1.開催日時
2026年3月16日(月)
13時~14時30分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数  8名
出席委員数 6名

<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長、下川宏樹 委員、平松まゆき 委員、小笠原順子 委員、リヴィア清水夏子 委員、金 成妍 委員

<欠席委員の氏名>
是永幹夫 副委員長、藤本 保 委員

<放送事業者側出席者>
猪俣知三 代表取締役社長、兼子憲司 常務取締役 報道制作局長、篠原真治 メディアコンテンツ局長、清水誠人 コンテンツ部、黒田隆司 番組審議会事務局長

4.議題
[1] 番組審議
テレビ番組:「世界一の九州が始まる!」
~消えかけた伝統野菜 “もちとうきび” 復活への挑戦~
放送日時:2026年3月1日(日)
10時15分~10時30分

[2] 業務報告
(1)2~3月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(1月~2月)

[3] 次回日程について
日時:2026年4月20日(月)
午後1時~
会場:大分放送5階 セレモニーホール

[4] その他

5.審議の概要
<視聴番組について>
トウモロコシ研究者である、大分高専の森田昌孝准教授(45)。2022年に大分へ赴任すると、県内各地で “もちとうきび” と呼ばれる在来トウモロコシが受け継がれてきたことに感銘を受け、種の保存や栽培・普及への取り組みを開始した。
“もちとうきび” とは、もちもちした食感と白・紫など多様な色が特徴で、長年農家で家庭用に栽培されてきた。しかし、より甘いスイートコーンの普及により需要が低迷し、栽培農家が激減、種の継承も危機的状況となっていた。
江戸時代から大分で食べられてきたこの在来種を次世代に継承するため、森田さんは研究を開始。栽培が容易で暑さに強く、猛暑が続く現代の気候に適した作物であること。甘さ控えめで、その独特の食感が現代のニーズに合うのではと、料理人などにプロモートを重ねている。さらに地元企業と共同研究をして、“もちとうきび” 原料の様々な商品を展開。新たな地域特産品になるよう目指している。
また、子どもたちが手軽に食べられる環境をつくるため、学校給食への導入も働きかけるなど “もちとうきび” の復活と次世代への継承に挑戦している森田さんの活動を追う。

<委員からの主な意見>
〇地域の食文化を守るのはその土地の歴史とか暮らしを守ることに繋がるので、すごく意義のある番組だ。

〇大分県の伝統作物に注目したこと、大分高専の森田先生のミッションとパッション、その一貫性を生き生きと番組化されていた。押さえるべきポイントがきっちり描かれていて画柄も “もちとうきび” の魅力を十分に伝えていた。構成も良かったと思う。

〇番組を見た方は普通の一般のトウモロコシとは違うのだったら食べてみたいと思ったと思う。そういった意味では番組として成功だったと感じる。

〇 ”もちとうきび” の通販をしているような印象を受けた。番組のナレーションで “もちとうきび” と25回。“もちとうきび” 復活への挑戦の部分が少し浅い感じがした。

〇冒頭の元々トウモロコシの研究者である森田先生すら「なんだこれは」と言わしめた “もちとうきび” が他県では、どうして調達できないのかが分からない。その部分の描写があるとよかった。

〇どうしてそんな簡単に商品化できるのか。そこに対するお金はどうしたのかとか、そういう裏側をもう少し知りたい。苦労や挑戦を感じることができなかった。

〇栄養的にどうなのか。穀物として見たとき、どういう栄養バランスを持った食材なのか。そういうことを考えると、まだまだ取材の余地があり、展開の可能性がある。

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