1.開催日時
2023年10月16日(月)午後1時~3時3分
2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール
3.出席者
委員総数 8名
出席委員数 8名
<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長、伊藤京子 委員、神田岳委 委員、下川宏樹 委員、藤本保 委員、児玉憲明 委員、平松まゆき 委員
<放送事業者側出席者>
猪俣知三 代表取締役社長、兼子憲司 常務取締役 報道局長、篠原真治 メディアコンテンツ局長、藤澤真由美 コンテンツ部、黒田隆司 番組審議会事務局長
4.議題
[1] 番組審議
二階堂スペシャル「西洋の奏 未来へ ~没後120年 早世の天才音楽家・瀧廉太郎~」
放送日時:2023年9月20日(水)午後8時~8時54分
[2] 民放連放送基準の改正について
放送基準の変更。56条が新設されることに対して答申
[3] 業務報告
(1)9月・10月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(9月)
[4] 次回日程について
日時:2023年11月20日(月)午後1時~
会場:大分放送本社 5階 セレモニーホール
5.審議の概要
【放送基準の変更について】
民放連の放送基準の改定について、前回の番組審議会で諮問。内容は、放送内容によっては、SNS等において出演者に対する想定外の誹謗中傷等を誘因することがあり得ることに留意する。また、出演者の精神的な健康状態にも配慮するという条文を新設する件でした。
前回の審議会で諮問。本日の審議会で、適正であるということで答申を頂きました。
放送基準の改定は2024年4月からとなります。
【視聴番組について】
「荒城の月」「お正月」など数多くの名曲を世に残した天才音楽家・瀧廉太郎。日本に西洋音楽がさかんに取り入れられた明治時代、廉太郎は、たぐいまれなる才能と努力で新しい日本の音楽を築いていこうとした。廉太郎がこの世を去って120年…。廉太郎自筆の楽譜など、近年新たに見つかった貴重な資料から日本の音楽史における廉太郎の功績を辿る。
<委員からの主な意見>
〇瀧廉太郎さんのその単なる歴史だけじゃなくて、滝廉太郎さんを大事にして、100年ぐらい瀧廉太郎さんと一緒に歩んできている竹田とを繋いでの番組構成ということに、非常に意義があった。
〇「荒城の月」ずっと歌っていたのが、編曲されたもの、歌いやすくしたものであることを初めて知った。
〇廉太郎は、この短い生涯だったのに本当に凝縮した偉業を成し遂げているということで、日本の音楽に、新たな試みというか、日本音楽革命と言っていいと思う。
〇山田耕作さんの編曲で、瀧廉太郎の「荒城の月」の素晴らしさというのが、日本中に広がった。テンポがあれほど早いと、ここまでみんなが涙するような音楽になったのか。山田耕作先生の功績は非常に大きかった。
〇滝廉太郎さんが最も伝えたい点というのは、日本語の歌詞に合うメロディーを日本人の手によって新しく作り出すと。そこがすごい。
〇地元の人たちが今でも歌を歌っているっていう、お年寄りから幼い子どもたちまで大事に歌っているっていうそこのところにもすごく感銘を受けた。
〇BGMが、多分ショパンとかピアノ曲。それがちょっと耳に障った。やっぱり瀧廉太郎って音楽家なのでもうちょっと抑制的に、あるいはいっそ無音でも良かった。
〇一番衝撃を受けたのは「鳩ぽっぽ」です。この「鳩ぽっぽ」を知らなかった。これは日本人のほとんどが分からないと思う。
〇音階ひとつで、やっぱり声も違いが出るというのを再認識しました。願わくはシャープがついた音と付いてない音を一緒に聞かせていただけると、わかりやすくなったかなと思います。
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