1.開催日
平成11年4月26日(月)
2.議題
[1]ラジオ・テレビ 4月・5月特別番組について
[2]テレビ番組「窓をあけて九州~たかがされどの60ページ~」(九州ネット)
放送:平成11年4月4日(日)10:00~10:15
[3]その他
3.出席委員(敬称略)
溝口薫平(委員長)、肥田木孜(副委員長)、小手川映子、野崎哲
田辺正勝、由佐康子、後藤靖宏、後藤誠
4.議事の概要
審議会は、大分放送の高橋専務が挨拶のあと、4月・5月の特別番組編成について担当者が報告した。そして、テレビ番組「窓をあけて九州~たかがされどの60ページ~」の視聴・合評を行った。この番組は、九州全域をカバーした情報誌「OFF」を一人で出版している青年の奮闘記で、取材から配本、営業まで全て一人でこなしている。売れないと生活出来ないわけで、いい雑誌にするためのこだわりや苦労を描いた作品。
<委員の批評概要は次の通り>
・広告収入がほとんど無いということですが、広告がある程度した支えにならないと心配です。そこのところがこの雑誌のネックで、コンテンツだけでは難しい。
・観光業界や旅行業界で話題になっていない。今はいかに情報が新しいか、また、その情報が旅行する人にとって必要なものが満たされているか、だ。
・この種の番組は、ヒューマンストーリーが色濃く出てこないと、見る人の胸を打たない。ヒューマンストーリーのところがもう少し描けると良かった。
・番組の中でこういう意図で作っているところを、そのページを少し拡大して編集者の話が出ると良かった。つまり、出版の哲学のようなものがあると良かった。
・若いディレクターで、積極的な視点で捉えていて良かった。
・この番組を見て、こんな若者がいるんだということを知っただけでも良かった。数年後どうなるのか、これからの話題にして欲しい。主人公が爽やかで、これが成功してくれたらいいなと思った。
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