1.開催日
平成20年3月24日(月)
2.開催場所
大分放送5Fセレモニーホール
3.議題
[1]視聴番組
テレビ「逆境をチカラに!郷土を走る」
放送日平成20年3月22日(土)15:30~16:00
[2]ラジオ・テレビ4月編成について
[3]平成20年度審議会日程について
4.出席委員(敬称略)
溝口薫平委員長
肥田木孜副委員長
赤尾重信、由佐康子、後藤誠、伊藤安浩、戸高禮子、森哲也、伊藤京子
(草間朋子委員欠席)
<局側出席者>
首藤社長、中山専務、江藤テレビ編成局長、井尻テレビ制作局長、後藤報道局長
矢野ラジオ局長、竹内番組審議会事務局長、秦番組審議会事務局
5.審議の概要
今年度最後の審議会が開かれ、首藤社長があいさつで、「新社屋が完成し、3月31日に竣工式を行う」ことを報告した。また、「放送と通信の融合など地上波を取り巻く環境は大きく変化しているが、今こそ良質な番組作りに取り組み、他メディアとの連携など新しいビジネスチャンスを構築するチャンスだ」と述べた。
続いて、視聴番組テレビ「逆境をチカラに!郷土を走る」を視聴・合評した。この番組は、小さい頃に左手を失った1人の市民ランナーが、県内一周大分合同駅伝大会に向けて奮闘する姿を追った。このあと、テレビ・ラジオの4月編成について審議が行われた。
<委員から出された意見の概要>
○おじいちゃんと孫である主人公とのお互いの心の交流がうまく描かれていた。
○障害者をテーマにした番組は、重い話になりがちだが、主人公のキャラクターが非常に爽やかで、よく出来ていた。
○駅伝を走る人、沿道で応援する人、それぞれにドラマがあることを番組を通じて感じた。
○最近インタビューやしゃべり言葉を字幕で出すことが多くなった。基本的にはその方向で良いが、何らかの基準が必要ではないか。
○主人公が小さい頃左手を無くしたことは、おじいちゃんに原因があったのだろうと、曖昧なままで最後まで気になった。
○タイトルに「逆境」とあるが、何が逆境だったのか、また、その逆境をはね返したところが見えてこなかった。タイトルが番組内容にぴったり合致しているか、タイトルの重要性を考えさせる番組でもあった。
○感動的でアットホームな感じがする、とても素晴らしい余韻の残る番組だった。
○作品に「師弟愛」「親子愛」「家族愛」が注がれていた。また、アップの表情などカメラアイがとても良かった。
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