OBS大分放送

1.開催日
平成19年9月25日(火)・正午~
2.開催場所
大分放送・メディアホールA会議室
3.議題
[1]視聴番組
テレビ「ムーブ2007」
まだら狼はいま~元プロレスラー上田馬之助とその妻~
放送日:平成19年7月29日(日)26:00~26:30
再放送:平成19年8月23日(木)10:20~10:50
[2]ラジオ・テレビ10月編成について
[3]次回の日程について
平成19年10月22日(月)の予定
4.出席委員(敬称略)
溝口薫平委員長
肥田木孜副委員長、赤尾重信、由佐康子、後藤誠、伊藤安浩、草間朋子、戸高禮子
(森哲也、伊藤京子委員欠席)
<局側出席者>
首藤社長、中山専務、江藤テレビ編成局長、井尻テレビ制作局長、後藤報道局長
矢野ラジオ局長、竹内番組審議会事務局長、秦番組審議会事務局
5.審議の概要
審議会は、首藤社長があいさつで、この夏は地球温暖化の影響か各地で猛暑が続いた。環境問題を喫緊の課題として、積極的に取り組みたい。10月から開局55周年を迎える。番組やイベントを通して、「地域に寄与するOBS」を目指したい。また、10月1日から「緊急地震速報」をテレビでスタートすると述べた。
続いて10月編成について審議したあと、視聴番組「ムーブ2007」まだら狼はいま~元プロレスラー上田馬之助とその妻~を視聴・合評した。この番組は、元プロレスラー上田馬之助さんが交通事故でリングに立てなくなり、現在奥さんの郷里臼杵市で懸命なリハビリを続けている。上田さん夫妻が苦難を乗り越えて掴んだ“いま”に密着した。
<委員から出された意見の概要>
○昔の映像を使ったのが効果的だったし、上田さん夫妻の表情をよく捉えていた。
○30分という限られた時間の中で感銘を与える番組だった。女性の強さを感じさせた。
○奥さんが献身的に努力し、今大変だということは分かるが、もう少し馬之助さんらしいところ、上田さん夫婦らしいところを見たかった。
○障害を持つ人たちに対して、こういう生き方があるんだということを伝えるすごく良い番組だった。看護や介護に関わっている者としてすごく勉強になった。
○最初に馬之助さんが顔をしかめるシーンから入ったのはとても良かった。ああした苦しい状況にあっても、ユーモアやサービス精神を忘れない馬之助さんの人間性を感じた。
○事故がこれほどまでに人の生き方を変えてしまうのか、これからどうなるか、本当に人ごとではなく私たちの問題だという視点がこれから必要だと思う。
○あっという間の30分、どんどん惹き入れられた。2人の夫婦愛が全面に出ていた。特に奥様の献身的な努力に頭が下がる思いがした。
○2人の会話の中で「いつかいいことがあるでしょう。夢を持って頑張りましょう」という言葉は、障害を持つ人たちに、頑張ろうという気持ちを与え、大きな励ましになったと思う。

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