大分放送文化振興財団助成金贈呈式
大分放送文化振興財団の助成金贈呈式も今年で25回目を迎えました。
私共は、本業の放送事業だけでなく、メセナ活動を通じて地域社会に貢献することが極めて大切なことだと考えて、平成元年に財団を立ち上げ、これまでに延べ236の団体と個人に助成金を贈呈いたしてまいりました。
さらに、芸術、学術、研究などのほか環境保全に取り組む個人や団体に対しても助成を行っており、環境保全に多少なりとも寄与できればと願っております。
今回はそれらの環境保全活動をされている団体をはじめ新規の3団体など11の団体の代表にお越しいただきました。県内のそれぞれの分野でリーダーとしての役割を果たしている皆様であります。
今回の助成がそれぞれの事業活動の一助になりますことを大いに期待いたしております。
(1)「ランチタイム・ステージコンサート~クァルテット・エクセルシオ弦楽四重奏コンサート~」
このコンサートでは夜の開催が多いコンサートに足を運ぶのが難しい主婦やご年配の方をコアターゲットにし、誰もが芸術文化を享受できる環境を整える。コンサートは曲目解説などを盛り込んだ1時間の予定で、普段なかなか聴くことができない弦楽四重奏の魅力を伝え、クラシック音楽ファンを育て、増やす目的もある。なお、コンサートチケットは1,000円を予定しており、コンサート前後にランチをするなどライフスタイルも提唱したい。
日時:平成27年1月16日(金)1回目11:30~ 2回目14:00~
場所:ホルトホール大分 市民ホール
主催:NPO法人 denk-pause
(2)「ボランティアによる植樹大会」
ボランティアによる植樹を行うことにより、県下ボランティア活動を推進するとともに、健全な森林や緑を造成して地球温暖化防止の一助とする。また、都市住民をはじめ多くの人々に森林や緑に対する一層の理解を深めてもらうことを目的とする。
日時:平成27年3月中旬
場所:大分県下で植樹を必要とし、有効な場所を選定
(3)「トロイメライ~あの日の情景~」
第2次世界大戦下の大分県宇佐市を舞台に描いたオリジナル作品。風化しようとする戦争の記憶をとどめ、故郷の痛みを共有することを願い、舞台化する。今回宇佐、大分市両市での上演を目指し、その活動資金の助成を願いでるものである。
日時・場所:平成26年10月19日(日)別府ブルーバード劇場
日時・場所:平成26年11月30日(日)宇佐文化会館ウサノピア小ホール
主催:演劇集団P-nuts
(4)「第44回九州詩人祭・大分大会」
九州・沖縄地区にあって、詩の創造を日常の課題とする詩人、あるいは詩を愛し、詩に関心をもつ人々が一堂に会し、現代詩が当面する諸問題について考え、語り合い、もってこの地における芸術文化の発展に資せんとするものである。
日時・場所:平成26年10月18日(土)13:00大分市ホルトホール
日時・場所:平成26年10月19日(日)12:00大分市ホルトホール
主催:大分県詩人協会
(5)「第43回グループUNO定期演奏会」
結成以来、毎年演奏会を開き今年が42回目の定期演奏会となる。会員相互の演奏技術の向上と大分の芸術文化の発展に貢献する。 ピアノ・フルート・歌・ヴァイオリン・クラリネット・マリンバ・サックスといった、様々な楽器によるクラシックコンサートを開いている。
日時:平成26年11月7日(金)19:00~開演
場所:iichiko音の泉ホール
(6)第16回「別府アルゲリッチ音楽祭」
アルゲリッチ音楽祭を通じて、アジアの若き音楽家と世界水準の芸術家との出逢いの場をつくることにより、個性あふれる音楽文化の創造に努め、その成果を広く情報発信するとともに、あわせて社会の共有財産であるクラシック音楽を中心とした各種活動を実施することにより、未来を担う子どもたちの心豊かな人間形成と豊かな地域社会の創造に貢献し、芸術文化の発展に寄与することを目的としている。
平成26年4月24日(木)~5月11日(日) ビーコンプラザ(別府市)、iichiko総合文化センター(大分市)で開催
主催:公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団、大分県、別府市
(7)「国東半島芸術祭」
海岸線や山間部など国東半島の特徴的な6エリアをアーティストが作品化。これらのアートと地域の自然や歴史を体感するトレッキングなどが融合するツアーを造成し、歩いて国東半島をめぐる旅としての芸術祭を開催する。 渡来の文化と土着の文化が混じり合うことで、独自の文化が育まれてきた大分県国東半島。アーティストの持つ新しい感性やものの見方と、今なお特異な文化や奇祭が受け継がれている半島が持つ土地の力や歴史・文化が出会うことで、この場所でした鑑賞・体験することのできない作品を生み出し、それらの作品を通してこの地を見つめ直すことで、改めて日本独自の文化や思想を捉え直し、生きる力を回復することを目的としている。
日時:平成26年10月4日(土)~平成26年11月30日(日)
場所:国東半島地域(大分県豊後高田市及び国東市等)
主催:国東半島芸術祭実行委員会
(8)「インスリン分泌の時間的・空間的制御機構の解析」の研究
糖尿病はインスリンの欠乏および作用不全を示す全身性の代謝疾患である。我が国の糖尿病の大半を占める2型糖尿病では、膵B細胞からのインスリン分泌障害が原因である。増え続ける2型糖尿病に対する新しい治療や創薬を開発することは早急の課題である。 私たちは膵B細胞内でインスリン顆粒の動態を調節する分子を突き止め、国内外の学会や国際誌でその成果を発表してきた。この業績が認められ、教室員は2013年度 日本薬理学会西南部会において優秀発表賞を受賞している。本申請研究では、私たちが同定した分子を制御するメカニズムを解析することで、糖尿病の病態解明を目指す。
(9)創立5周年記念 オペラ「不思議の国のアリス」 ~大分県民芸術祭参加行事~
おおいたオペラカンパニーは、今年4月創立5周年を迎えます。記念公演として木下牧子作曲オペラ「不思議の国のアリス」の上演を計画しています。上演にあたり指揮者、演出家を外部から迎え、伴奏もプアノに加えて、電子楽器。打楽器を加える予定にしております。一般の方々にも親しみが持て、会員の力量アップにつながることを希望しています。
日時:平成26年10月19日(金)14:00~
場所:ホルトホール大分 大ホール
(10)「第12回大分アジア彫刻展」
近代日本彫刻の基礎を築き、東京美術学校や「朝倉塾」で後進の育成に努めた大分県出身の彫塑家「朝倉文夫」を顕彰し、アジアの彫刻界に新しい風を吹き込む新進彫刻家の奨励・輩出を目的とした公募展。 アジアの国と地域に在住している50歳未満の新進彫刻家から作品を募集。2回の審査によって選定された約30点の入賞・入選作品を10月から本展で展観する。本展前には兼ねて過去の入賞作品の紹介展示を県内2か所で行う。また、会期中には大分県内の小・中学生を対象にした「こども彫刻展」や、過去の受賞者による新作展、ワークショップも開催予定である。本展は彫刻展として、多くの方に来場してもらい、彫刻に親しんでもらうため、本展や紹介展等関連イベントの入場料は徴収していない。
日時:平成26年10月11日(土)~平成26年11月16日(月)予定
場所:豊後大野市朝地町池田 朝倉文夫記念文化ホール
主催:大分アジア彫刻展実行委員会
(11)「2014ファミリーコンサート」「第38回定期演奏会」
「2014ファミリーコンサート」の開催 ファミリーコンサートは、明るい街づくりに資する楽しい雰囲気の音楽会を催すことと、日頃、生の演奏を聴く機会の少ない障害者や小学生とその家族連れなど、広範の人たちに愉しんでいただくことをコンセプトとする恒例の事業です。今回は、メルヘンオペラ「ヘンゼルとグレーテル」の歌付きの演奏をはじめ、お馴染みの「あなたも指揮者コーナー」などを行います。 「第38回定期演奏会」 定期演奏会は、弊団が活動の目標に掲げる「大分の文化力向上」の体現をコンセプトとする重要な事業で、今回も交響曲を中心にサブ曲やオペラの序曲などを演奏します。
「2014ファミリーコンサート」
日時:平成26年6月22日(日)PM2:00 「第38回定期演奏会」
日時:平成26年11月24日(月・祝)PM2:00
場所:iichikoグランシアタ 主催:大分交響楽団
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