OBS大分放送

大分放送文化・スポーツ振興財団助成金贈呈式

大分放送文化・スポーツ振興財団の助成金贈呈式も今年で34回目を迎えました。
私共は、放送メディアとしての企業活動は勿論のことですが、地域社会に貢献する事業に取り組むことも大切なことだと考え、平成元年に財団を立ち上げ、これまでに延べ348の団体と個人に助成金を贈呈してまいりました。当財団は、平成24年に一般財団法人に移行しましたが、これからも、教育、文化、芸術、学術、スポーツそして環境保全活動等への助成を続けてまいります。今回は新規の3件を含め13の団体への助成を決めさせていただきました。当財団の助成事業が多少なりとも皆様の活動のお役に立てればと願っております。

(1)『瀧廉太郎メモリアル・コンサート2023』
  「心遺り~瀧廉太郎がたどった軌跡」

<申請者>
「わが心の瀧廉太郎」実行委員会
代表 宮本 修

瀧廉太郎の人生をドラマテイックに第一部/鼎談と第二部/コンサートで構成。
大分県出身で声楽家・瀧廉太郎研究者の紀野洋孝氏をお招きして、「廉太郎さんが夢見た音楽世界」について第一部・鼎談で語り合い、第二部のコンサートを通して「瀧廉太郎」の音楽世界を楽しむ。

日時:令和5年6月29日(木)18時30分~20時30分
場所:J:COMホルトホール大分・小ホール
主催:「わが心の瀧廉太郎」実行委員会 J:COMホルトホール大分
共催:パッシヨン21
後援:大分合同新聞社

(2)「第23回別府アルゲリッチ音楽祭」

<申請者>
公益財団法人 アルゲリッチ芸術振興財団
理事長 尾野 賢治

別府コンベンションプラザの自主事業として大分県・別府市から世界ヘの芸術発信を目指し、 1995年から3年間のプレ・コンサートを経て、 1998年「別府アルゲリッチ音楽祭」としてスタートした「別府アルゲリッチ音楽祭J。世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチを総監督に迎え、正式名称MUSIC FESTIVAL Argerich’s Meeting Pointに象徴される様々な『出会いの場(音楽・人・自然)』を通じて、音楽の社会での役割を考え、社会の共有財産である芸術文化の発展に寄与し、次世代へ人類の財産として受け継がれる新しい社会環境の創造の場を目指す。
開催趣旨
当財団総裁でもある世界最高峰の芸術家マルタ・アルゲリッチ総裁の企画・指揮のもと、 Argerich’s Meeting Point in Beppuに象徴される様々な出会いの場を通じて、財団の目的でもある音楽の社会に果たす役割を考え、社会の共有財産である芸術文化の発展に寄与し、次世代へ人類の財産として受け継がれる新しい社会環境の創造の場を目指し、以下の3つのコンセプトにより開催する。
(1)「育む」・・・21世紀を生きる子どもたちが心豊かに暮らせる社会をつくることは、大人たちみんなの願いであり、義務でもある。子どもたちが素晴らしい音楽に触れる機会や、音楽を志す若者たちが学ぶ場を提供し、音楽を通じて人を育んでいくことは、当音楽祭の大きなテーマである。特に子供たちのためによりよい音楽・社会的環境を、周囲の大人たちとともに考え、親と子がともに成長できるような場となる音楽鑑賞コンサートを企画実施する。
(2)「アジア」・・・アジアの音楽家とアルゲリッチの「出会いの場(Argerich’s Meeting Point)」をつくり、交流を深め、音楽文化の中核、橋渡しとなる音楽祭を目指す。
(3)「創造と発信」・・・地域の人たちとともに創る、温かな「手作りの音楽祭」を目指す。別府市、大分市、そして大分県の地から世界へ向けて、重要な芸術文化発信の中核としての役割を担い、個性あふれる音楽文化を創造・発信していく。

日時:令和5年4月26日(水)~7月17日(月祝)
場所:しいきアルゲリッチハウス、ビーコンプラザ、ホルトホール大分、平和市民公園能楽堂ほか
主催:公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団、大分県、別府市、大分市
共催:ビーコンプラザ、平和市民公園能楽堂
後援:OBS大分放送,外務省,文化庁,在日アルゼンチン共和国大使館,在日スイス大使館、国連広報センター、大分合同新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社、日本経済新聞社大分支局、西日本新聞社、共同通信社、NHK大分放送局、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、ゆふいんラジオ局

(3)「ボランティアによる植樹大会」

<申請者>
公益財団法人森林ネットおおいた
理事長 大友 進一

ボランティアによる植樹を行うことにより、県下ボランティア活動を推進するとともに健全な森林や緑を造成して地球温暖化防止の一助とする。また、都市住民をはじめ多くの人々に森林や緑に対する一層の理解を深めてもらうことを目的とする。
日時:令和6年3月中旬
場所:大分県県民の森平成森林公園さくら園(大分市高原)
内容:ジンダイアケボノ70本の植樹(約0.2ha)森林整備をする
主催:公益財団法人 森林ネットおおいた
後援:大分県など

(4)大分交響楽団2023ファミリーコンサート・第46回定期演奏会

<申請者>
大分交響楽団
理事長 倉内 芳秋

ファミリーコンサートは、ご家族そろってクラシック音楽に興味を持っていただけるよ う、親しみやすい曲を選曲して演奏し、楽しんで頂く事を一番の目的としています。 そのため未就学児の入場制限をしていません。 また、日ごろ生の演奏を聴く機会の少ない障がいのある方や、児童生徒を団体で招待しています。 今回は、オーケストレーションの魅力と題して、ピアノ曲などからオーケストラ用に編曲された数々の名曲をお届けします。
豊後大野市 「エイトピアおおの」での公演になります。
定期演奏会は、弊団が活動の目的に掲げる 「大分の文化力向上」を達成するために取り組んでいる重要な事業です。 ファミリーコンサートに続き、弊団との信頼も厚い、 大分芸短大教授の森口真司氏を指揮者に迎え、 臼杵市民会館での公演を予定しています。 ソリストに大分出身の前田健治氏を迎え、素晴らしいピアノを披露していただきます。

(1) 2023ファミリーコンサート
日時:令和5年6月4日(日)14時開演
場所:豊後大野市 エイトピアおおの
(2) 第46回定期演奏会
日時:令和5年10月22日(日)14時開演
場所:臼杵市 臼杵市民会館

主 催:大分交響楽団
後 援:大分県教育委員会、大分市教育委員会、大分放送、テレビ大分、大分朝日放送、エフエム大分、大分合同新聞社(予定)

(5)『ALTERNATIVE -STATE』、『ベップ・アート・マンス2023』、『まつばらマルシェ』

<申請者>
混浴温泉世界実行委員会
事務局長 中村 恭子

趣 旨
弊団体は、優れた芸術活動を市民に紹介し文化振興を図るとともに、地域活性化を担う人材育成に寄与し、別府市の魅力を全国へ発信させることを目的に活動している。
国際芸術祭の開催など14年間の取り組みを通じて、別府はアートの町としても知られるようになった。
当実行委員は2016年から年に1度開催してきた個展形式の芸術祭『in BEPPU』を大きくバージヨンアップし、2022年度からは、国際的に評価が高い、もしくは将来が期待されるアーティストによる作品を毎年2作品ずつ市内各所に点在させる『ALTERNATIVE― STATE』を始動。2025年度までの4年間で、全8組の作品を設置する。
また、『ベップ・アート・マンス2022』では、多くの市民が幅広い表現を自由に発表する場として、別府市内のさまざまな会場やオンラインで121ものプログラムが開催された。さらに、『まつばらマルシェ』では弊団体にとつても新たな挑戦であったが、この事業を通し、食だけではなく、アーティスト、さらに市民が交流する場が創出され、新たな出会い、交流が生まれる機会となった。
2023年度もこの3つの事業を開催し、さらなる県内の文化振興を図り、文化による地域活性化を地方創生の成功

日時:令和5年9月15日(金)~令和6年3月31日(日)全199日間(予定)
場所:別府市内各所・オンライン
主催:温泉混浴世界実行委員会
後援:公共団体、メディア各社(予定)

(6)ほっと・ハートフルクラシックコンサート2023

<申請者>
ほっと・ハートフルクラシックコンサート実行委員会
代表 宗 直長

今回で12年目の開催となり、これまで続いてきた心の交流を絶やしたくないという思いや、これまでに築き上げてきたものを大切に、また芸術の火を消さぬよう開催したいと考えております。
今回も大分市出身バイオリニスト朝来桂一氏を中心に芸大出身の音楽仲間たちによる良質な生演奏により、勇気と希望を与えられるようなコンサートにしたいと考えています。
また、音楽今の豊かな感性や音楽を愛する心を児童生徒に育み、子どもたちが音楽の素晴らしさを味わい、体験することを目的に学校訪問コンサートを併せて実施します。
開催趣旨
豊後高田市のような地方の町では、生の演嚢に触れる機会は少なく、身近な地域で良質な音楽の提供や音楽を核とした交流を進めることで、音楽があふれる豊かなまちづくりをめざします。また、音楽への豊かな感性や音楽を愛する心情を児童生徒に育み、子どもたちが音楽の素晴らしさを味わい、体験することを目的に学校訪間コンサートを併せて実施します。
(学校訪間 2023年11月13日の週予定)

日時:令和5年11月18日(土)14時開演予定
場所:豊後高田市中央公民館 大ホール
主催:ほっと・ハートフルクラシックコンサート実行委員会
共催:豊後高田市教育委員会
後援:大分放送文化・スポーツ振興財団(予定)

(7)The 14th MINT MOON子どものためのジャズコンサート

<申請者>
ミントムーン
代表 梅香家 由香

ミントムーンは年に1回、子どものためのジャズコンサートを開催しています。子どもが好きな曲をジャズにアレンジし、ジャズを身近に楽しんでいただくためのコンサートです。利便性の良いホールで、質の高い音響やステージ環境での演奏をより多くの親子に楽しんでいただきたい。

日時:令和5年8月27日(日)14時開演
場所:J:COMホルトホール大分・小ホール
主催:ミントムーン
後援:大分市教育委員会、大分合同新聞社、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、J:COM大分ケーブルテレコム、FMおおいた、月刊シティー情報おおいた

(8)第5回日韓友好のつどい in OITA

<申請者>
NPO法人日韓芸術文化交流会
理事長 印 成銀

現在、2019年度末から世界で大流行している新型コロナウイルスの影響で韓国のみならず、日本との諸外国を行き来する手段も限られている。訪日、訪韓することに行動制限と感染のリスクが発生する中、益々、経済や観光など様々な分野で大きな被害が発生している状況が現在も続いている。こうした状況の中、民間レベルでの交流も制限され、行いにくくなっている。その中でも日韓の民間交流を行い続けること、両国の相互理解を深めていくことは必要だと考える。
民間交流の促進を願い、2019年度より「日韓友好のつどいin OITA」の開催を開始した。この催しものを単発のイベントとして終わらせることなく、継続するこが日韓の民間交流のきっかけになると考える。今回は、韓国映画評論家協会の方々の協力を得て、日本でも人気のある韓流スターや映画監督などをご招待し、韓国映画を上映し韓国文化を紹介したい。また、韓国映画評論家協会の方々や招待した方々との討論会等を企画し、映画の中の時代背景等を来場の皆さまと語り合える機会を作り、日本と韓国の相互理解や文化交流を図っていきたい。

開催内容
(1)映画上映:イ・ミョンセ監督映画2本+韓国・慶州関連映画1本
(2)講演会の実施
<1>討論会テーマ:日韓のエンタティンメント未来
<2>出席者:韓国韓流スター(秘密・現在調整中)
韓国映画評論家協会:陸正學会長+キム・ジョンウォン常任顧問
イ・ミョンセ映画監督
森田真帆:film Journalist・映画ライター・コラムニスト

日時:令和6年2月10日(土)~11日(日)
場所:コンパルホール 3階 多目的ホール
主催:日韓友好のつどい in OITA実行委員会
協賛::在日本大韓民国大分県民団地方本部、大分県日韓親善協会、在日本九州韓国人連合会/大分韓人会、NPO法人日韓芸術文化交流会
後援:在福岡大韓民国総領事館、在福岡韓国観光公社、福岡韓国教育院、大分県、大分県教育委員会、大分県日韓親善協会、など

(9)「はじめてのぶたい」~乳幼児向け舞台鑑賞体験事業~
第2回 くわえ・ぱぺっとステージ「ぷっかりぽっかり」

<申請者>
大分県子ども劇場連絡会
仲道 美衣

趣旨:乳幼児親子向けの舞台(ベイビーシアター)は、日本では今から10数年前から上演され始めました。生まれてから3才くらいまでの赤ちゃんの成長はめざましく、日に日に変化を見せてくれます。この時期に五感をいっぱいに働かせて感じとる生の舞台体験が、赤ちんの発達や親子のコミュニケーションにとても良いという事が最近の脳科学などの発展によって解ってきました。赤ちゃんにも舞台をみる力があり、共感できる存在だということが解ってきたのです。
その理解が広がっていくにつれ、乳幼児期の小さな子どもたちにも豊かな文化環境の中で育ってほしいという願いから、ベイビーシアターは世界各国で急速に広がってきました。しかし、残念ながら、日本ではまだ一般的とは言えない状況です。特にここ数年のコロナ禍で乳幼児親子が孤立してしまいがちな状況の中、同年代の親子がいっしょに同じ舞台を観ることで、親子で、また家族同士で共感し合い、繋がっていくことがとても必要で、ベイビーシアーはそのためのプラットホーム的な役割も果たすことができると考えています。ベイビーシアターを体験することで0~ 3才の子どもたちもしっかりと舞台を観る力が備わっている事を実感し、我が子と共感できると感じることは、親にとっては大きな喜びであり、子育てがより楽しいものになっていくことでしよう。親子の愛着形成にもとても良い影響を及ぼすことと思います。
そんな思いから、大分県内で年に1回のペースで、乳幼児親子を対象とした舞台作品(ベイビーシアター)の巡回公演を企画しました。今回はその2回日となります。乳幼児期はその後の成長の上台となる五感が育っていく大事な時期。この時期にたくさんの親子にベイビーシアターを体験してもらい、幸せなひと時を過ごしてほしいと願っています。
活動要旨:乳幼児親子を対象とした舞台、くわえ・ぱぺっとステージによる人形劇「ぷっかりぽっかり」を県内4か所(中津市・大分市・佐伯市・日田市)の会場で上演し、各会場20~ 30組の親子に鑑賞していただきます。今回は2回目の取組みで、年1回のペースで続けて取り組んでいきたいと考えています。

日時:令和6年3月9日(土) 11:00~11:30 中津市教育福祉センター 多目的ホール
3月10日(日) 11:00~11:30 大分市 コンパルホール集会室
3月30日(土) 11:00~11:30 佐伯市さいき城山桜ホール 小ホール
3月31日(日) 11:00~11:30 日田市日隈公民館

主催:大分県子ども劇場連絡会
共催:実施地域の子ども劇場・親と子の劇場
後援:中津市、日田市、佐伯市、大分市の教育委員会(予定)

(10)障がい者フットサルリーグ2023

<申請者>
NPO法人知的障がい者フットサルクラブENTRADA
代表 藤近 さと子

事業内容: 個々の障がいでは人数が足りずに大会に出ることや試合をすることが難しい事がありました。したいのに、出たいのにできないという方たちの声を聞いて障害種別に関係なく楽しめる場所を作りたいと考えました。少人数でも様々な障がい者が集まってもできるフットサル ジーグを開催することにしました。みんなのやりたいを叶えたい。 エントラーダはスポーンだけでなく、障がいを持つ仲間が交流しヒーローになれる場所を提供します。

日程:令和5年4月~令和6年3月
場所:リサナフットサルパーク(大分市角子原)/サイクルショップコダマ大洲アリーナ(大分市青葉町)/永添運動公園(中津市大宇永添)/禅海グラウンド(中津市耶馬渓)/三和酒類スポーンセンター(宇佐市川部)
※コロナ感染者状況により場所の変更有
主催:NPO法人知的障がい者フットサルクラブENTRADA
後援:大分県、大分市、大分県教育委員会、大分県障害福祉課、大分合同新聞社、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、J:COM大分ケーブルテレコム、公益社団法人大分県手をつなぐ育成会、一般社回法人大分市手をつなぐ育成会ほか
主管:NPO法人知的障がい者フットサルクラブENTRADA

(11)豊州戦史研究会 定例会と研究発表会

<申請者>
豊州戦史研究会
代表 野崎 哲司

事業の内容:当研究会は年4回の定例会、年1回の研究発表会と会報の作成を通して大分県内の歴史を探求する研究活動を行っています。これまでに大分県下の空襲や大分航空基地に関して研究成果を発表したところ、想定以上の反響があり、メデイアの取材も受けました。研究成果は会報にまとめ、県内外の公立図書館や研究機関に頒布しました。また、ボランテイア活動として、ご遺品の整理と県内戦没者約4万名の名簿をデジタル化する作業を行っています。
大分の近現代史、特に戦史に対する県民の関心の大きさを鑑み、調査研究活動を継続し、広い世代に知ってもらう取り組みを行っていく所存です。

(事業の年間計画)
3月末:総会にて総務・会計報告、 人事、 発表会の計画(演者決定→演題,発表の概要 PR資料。 マスコミへの取材依頼を検討)、ボランティア活動の昨年度の反省と計画
4~5月:講演会 (戦争体験者や研究者など講師を招いての勉強会)
6月:発表会予行演習 (発表原稿と資料の完成、 発表について会員からフィードバック)
7~8月:研究発表会 (演者以外の会員は発表演者のサポートと運営)
9~10月:戦跡親子参加型ウォーキング
11~2月:各自調査・研究期間
※戦没者の遺品整理と県内戦没者名簿作成のボランティア活動は通年で作業を行う。

(12)TAKETA室内オーケストラ九州 大分公演
~クラリネットの巨匠・ポールメイエを迎えて~

<申請者>
一般社団法人 九州シティフィルハーモニー協会
森田 良平

趣旨:県内唯一のプロオーケストラ・TAKETA室内オーケストラ九州の初の大分市での公演。没後120年を迎える瀧廉太郎の作品を全世界で演奏できるように取り組んでいる委嘱作品の披露や世界的クラリネット奏者、ポールメイエを迎えてクラシック音楽発祥の地・大分に相応しい一流の音色をお届けする。
出演:ポールメイエ(クラリネット)、TAKETA室内オーケストラ九州(管弦楽)
予定曲目:瀧廉太郎/荒城の月、ドヴォルザーク:管楽セレナード、モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第1番(クラリネット編曲)
共催:大分市(申請予定)
後援:OBS大分放送 制作:TAKETA室内オーケストラ九州
日時:2023年11月10日(金) 開場18:30/開演19:00
会場:コンパルホール 大分市府内町1-5-38

(13)大分県立芸術文化短期大学 福岡特別演奏会

<申請者>
公立大学法人大分県立芸術文化短期大学
理事長 小手川 大助

本学音楽科の定期演奏会は、クラシック音楽を主体とした合唱や管弦楽による演奏会であり、年1回、定例で開催しているが、59回目となる次年度は、福岡県で公演予定である。これは、昨年度創立 60周年を迎えた本学初の試みであり、これまで会場として利用してきた県内の施設が、改修工事のため使用できないことを機に、長年の目標であった県外での公演を計画したものである。同演奏会は 本学で秋から冬にかけて開催される「芸フェスタ」の主要イベントの一つであり、本学の存在感を示す絶好の機会になっている。 また、同演奏会は、「合唱特講 管弦打特講」など本学のカリキュラムと連動しており、本学での学修成果の全体を披露する場として有効に機能している。さらに、全学科を対象に したアートマネジメント科目の履修者が、定期演奏会の運営に携わることにより、芸術家と観客の橋渡し をするスキルやノウハウについて学んでいる。
会場として選んだ「アクロス福岡シンフォニーホール」は、残響時間が2.0秒を超えるシュガーボックス 型の本格的音楽ホールであり、国内外の一流オーケストラも使用している。 県外での開催により、在学生の定期演奏会への意欲のさらなる向上が見込まれるとともに、本学初の取組に挑むことによって、個人としての成長や組織としての発展も期待できる。 また、 音楽系の大学や 学部等が存在しない福岡県での開催により、福岡県及びその近郊の市民にも、専門的な学修を重ねた学生等による瑞々しい演奏を提供することができる。さらに、 国内唯一の芸術系の公立短期大学で ある本学の存在感を示す場としても効果的であり、演奏を通じて本学の教育方針等をより広く周知する 機会が得られる。

日時:令和5年10月9日(月・祝)
会場:アクロス福岡シンフォニーホール

以上

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