OBS大分放送

大分放送文化・スポーツ振興財団助成金贈呈式

大分放送文化・スポーツ振興財団の助成金贈呈式も、今年で35回目を迎えました。
私共は、放送メディアとしての企業活動は勿論のことですが、地域社会に貢献する事業に取り組むことも大切なことだと考え、平成元年に財団を立ち上げ、これまでに延べ361の団体と個人に助成金を贈呈してまいりました。当財団は、平成24年に一般財団法人に移行しましたが、これからも、大分県内における教育・文化・芸術・学術及びスポーツの発展や育成、並びに地域環境の保全に寄与することを目的に、助成金の贈呈を続けてまいります。今回は新規の3件を含め14の団体への助成を決めさせていただきました。当財団の助成事業が多少なりとも皆様の活動のお役に立てればと願っております。

[1] 大分交響楽団2024ファミリーコンサート・創立60周年記念第47回定期演奏会

<申請者>
大分交響楽団
理事長:倉内 芳秋

ファミリーコンサートは、ご家族そろってクラシック音楽に興味を持っていただけるよう、親しみやすい曲を選曲して演奏し、楽しんで頂く事を一番の目的としています。そのため、未就学児の人場制限をしていません。また、日ごろ生の演奏を聴く機会の少ない、障がいのある方や、児童生徒を団体で招待しています。今回は、「イギリス」の作曲家の曲を演奏します。楽器紹介の曲や指揮者体験コーナーも予定しています。
定期演奏会は、弊団が活動の目的に掲げる「大分の文化力向上」を達成するために取り組んでいる重要な事業です。今回は創立60周年記念演奏会でもあり、普段は演奏する機会の少ない難曲に挑戦します。弊団との信頼も厚い、大分芸短大教授の森ロ真司氏を指揮者に迎え、グランシアタでの公演を予定しています。ソリストに大分出身の廣津留すみれ氏を迎え、素晴らしいバイオリンを披露していただきます。

(1) 2024ファミリーコンサート
日時:2024年6月23日(日) 14時開演
場所:大分市 iichikoグランシアタ
(2) 創立60周年記念第47回定期演奏会
日時:2024年10月27日(日) 14時開演
場所:大分市 iichikoグランシアタ

主催:大分交響楽団
後援:大分県教育委員会、大分市教育委員会、大分放送、テレビ大分、大分朝日放送、エフエム大分、大分合同新聞社

[2]「第24回別府アルゲリッチ音楽祭~未来を創る~」

<申請者>
公益財団法人 アルゲリッチ芸術振興財団
理事長:尾野 賢治

別府コンベンションプラザの自主事業として大分県別府市から世界への芸術発信を目指し、1995年から3年間のプレ・コンサートを経て、1998年から始まった「別府アルゲリッチ音楽祭」は、世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチを総監督に迎え、正式名称 MUSIC FESTIVAL Argerich’s Meeting Pointに象徴される様々な『出会いの場(音楽・人・自然)』を通じて、音楽の社会での役割を考え、社会の共有財産である芸術文化の発展に寄与し、次世代へ人類の財産として受け継がれる新しい社会環境の創造の場を目指す。
(1)「育む」… 21世紀を生きるこどもたちが心豊かに暮らせる社会をつくることは、大人たちみんなの願いであり、義務でもあります。こどもたちが素晴らしい音楽に触れることのできる場を、また音楽を志す若者たちが学ぶことのできる場を提供しています。これからも音楽を通じて人を育んでいくことは、この音楽祭の大きなテーマです。
(2) アジア … アシアの音楽家とアルゲリッチの「出会いの場~Argerich’s Meeting point」をつくり、また音楽愛するアジアの若者を育み、アジアの音楽文化の中核となる音楽祭を目指します。クラシック音楽を通して世界の人々との「出会いの場~Argerich’s Meeting point」を創出します。
(3)「創造と発信」… 地域の人たちとともに創る、地方だからこその温かな「手作りの音楽祭」を目指しています。音楽の力を信じて、より豊かな社会環境を創造し、別府そして大分の地から世界へ向けて、個性あふれる音楽文化を発信していきます。

日時:令和6年5月11日(土)~7月28日(日)(予定)
場所:しいきアルゲリッチハウス、ビーコンプラザ、iichiko総合文化センター、平和市民公園能楽堂ほか
主催:別府アルゲリッチ音楽祭実行委員会、公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団、大分県、別府市、大分市
共催:ビーコンプラザ、大分県芸術文化スポーツ振興財団、平和市民公園能楽堂
後援:OBS大分放送、外務省、文化庁、アルゼンチン共和国大使館、在日スイス大使館、大分合同新聞社、朝日新聞大分総局、毎日新聞社、読売新聞西部本社、日本経済新聞社 大分支局、西日本新聞社、共同通信社大分支局、NHK大分放送局、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、ゆふいんラジオ局

[3]『ボランティアによる森林づくり事業』

<申請者>
公益財団法人 森林ネットおおいた
理事長:大友 進一

ボランティアによる植樹活動を行うことにより、県下ボランティア活動を推進するとともに健全な森林や緑を造成して地球温暖化防止の一助とする。また、都市住民をはじめ多くの人々に森林や緑に対する一層の理解を深めてもらうことを目的とする。

日時:令和7年3月中旬
場所:大分県県民の森平成森林公園さくら園(大分市荷尾杵)
内容:ジンダイアケボノ70本の植樹(約0.2ha)森林整備をする
主催:公益財団法人 森林ネットおおいた
後援:大分県など

[4]『ALTERNATIVE-STATE』『ベップ・アート・マンス2024』

<申請者>
混浴温泉世界実行委員会
事務局長:中村 恭子

趣旨
弊団体は、優れた芸術活動を市民に紹介し文化振興を図るとともに、地域活性化を担う人材育成に寄与し、別府市の魅力を全国に発信させることを目的に活動している。
国際芸術祭の開催など15年間の取り組みを通じて、別府はアートの町としても知られるようになった。
当実行委員会は2016年から年に1度開催してきた個展形式の芸術祭『in BEPPU』を大きくバージョンアップし、2022年度からは、国際的に評価が高い、もしくは将来が期待されるアーティストによる作品を毎年2作品ずつ市内各所に点在させる『ALTERNATIVE-STATE』を始動。2025年度までの4年間で、全8組の作品を設置する。
また、『ベップ・アート・マンス2023』では、多くの市民が幅広い表現を自由に発表する場として、別府市内のさまざまな会場やオンラインで121ものプログラムが開催された。
2024年度もこの2つの事業を開催し、さらなる県内の文化振興を図り、文化による地域活性化を地方創生の成功モデルとして、全国に広げていきたい。

日時:令和6年9月21日(土)~令和7年3月31日(日) 全191日間(予定)
場所:別府市内各所・オンライン
主催:混浴温泉世界実行委員会
後援:公共団体、メディア各社

[5]「瀧廉太郎メモリアル・コンサート2024」
『日本を拓いた「オノマトペ」~瀧廉太郎と東くめの幼稚園唱歌~』

<申請者>
「わが心の瀧廉太郎」実行委員会
代表:宮本 修

瀧廉太郎の人生をドラマティックに第一部・対談、第二部・コンサートで構成。(第一部は宮本修氏と可兒敦彦氏の名コンビの対談。第二部は大分県出身の声楽家やピアニストによる瀧廉太郎関連の歌やピアノ曲等のコンサート。)9回目となる今回は、オノマトペも駆使して子どもたちの心に共鳴する唱歌集を完成させた廉太郎の熱情が、のちの「童謡運動」の高まりを創出し、我が国の音楽界に童謡・唱歌の音楽文化を定着させる契機となった事績を顕彰し発信する。

日時:令和6年6月29日(土) 14:00開演 16:00終演
場所:J:COMホルトホール大分 小ホール
主催:「わが心の瀧廉太郎」実行委員会 大分みらい共同事業体
後援:大分合同新聞社

[6] ほっと・ハートフルクラシックコンサート2024

<申請者>
ほっと・ハートフルクラシックコンサート実行委員会
代表:宗 直長

豊後高田市のような地方の町では、生の演奏に触れる機会は少なく、身近な地域で良質な音楽の提供や音楽を核とした交流を進めることで、音楽があふれる豊かなまちづくりを目指します。
今回も大分市出身バイオリニスト朝来桂一氏を中心に芸大出身の音楽仲間たちによる良質な生演奏により、勇気と希望を与えられるようなコンサートにしたいと考えています。また、音楽への豊かな感性や音楽を愛する心情を児童生徒に育み、子どもたちが音楽の素晴らしさを味わい、体験することを目的に学校訪問コンサートを併せて実施します。(学校訪問 2024年11月11日の週)

日時:2024年11月17日(日)14:00(予定)
場所:豊後高田市中央公民館大ホール
主催:ほっと・ハートフルクラシックコンサート実行委員会
共催:豊後高田市教育委員会
後援:大分放送文化・スポーツ振興財団(予定)

[7]「The 15th MINT MOON 子どものためのJAZZコンサート」

<申請者>
ミントムーン
代表:梅香家 由香

子どもとその家族を対象に、ジャズの魅力を楽しくわかりやすく伝えるためのコンサートを年1回開催しています。利便性の良いホールで、質の高い音響やステージ環境での演奏を、より多くの観客に楽しんでいただきたい。
将来は、子どもジャズバンドを育成してミントムーンとの共演を実現し、それにより一層子どもたちに親しみを感じてもらえるコンサートにしていきたいと考えています。

日時:令和6年8月25日(日) 14:00開演予定
場所:大分市コンパルホール・文化ホール
主催:ミントムーン
後援:大分市教育委員会・大分合同新聞社・OBS大分放送・TOSテレビ大分・OAB朝日放送・J:COM大分ケープルテレコム株式会社・FMおおいた・月刊シティー情報おおいた(予定)

[8] 第6回日韓友好のつどい in OITA

<申請者>
NPO法人日韓芸術文化交流会
理事長:印 成銀

趣旨および申請理由
民間交流の促進を願い、2019年度より「日韓友好のつどい in OITA」の開催を開始した。この催しものを単発のイベントとして終わらせることなく、継続することが日韓の民間交流のきっかけになると考える。また、今まで大分県大分市で毎年2月をめどに開催していたが、今回は初めて県南部の佐伯市で開催することになる。韓国映画評論家協会の方々の協力を得て、日本でも人気のある韓流スターや映画監督などをご招待し、韓国映画を上映し韓国文化を紹介したい。
また、韓国映画評論家協会の方々や招待した方々とのフォーラム等の企画や韓国家庭料理教室などの市民参加型イベント、映画の中の時代背景等を来場の皆さまと語り合える機会を作り、日本と韓国の相互理解や文化交流を図っていきたいので助成金を頂くことで活動の資金にしたい。
活動要旨
(1) 韓国映画評論家協会の協力を得て、韓国の人気俳優、監督等を通じて、来場者との交流ができる勧告映画フォーラム等を実施する。
(2) 韓国映画上映。
(3) 韓国伝統文化や踊り・楽器演奏および韓国食文化として屋台村を開催。
(4) 韓国家庭料理教室開催。

日時:令和7年2月9日(日)
場所:佐伯市城山桜ホール
主催:NPO法人日韓芸術文化交流会 実行委員会
企画・進行:NPO法人日韓芸術文化交流会
後援:在福岡大韓民国総領事館、在福岡韓国観光公社、福岡韓国教育院、大分県、大分県教育委員会、大分県日韓親善協会、大分市日韓親善協会、中津市日韓親善協会、別府市日韓親善協会、在日本大韓民国福岡民団、在日本大韓民国大分民団、在日本九州韓国人連合会、韓国釜山韓日文化交流協会、大分市、大分市教育委員会、大分市観光協会、別府市、別府市観光協会、別府市教育委員会、大分県韓国文化・情報センター

[9]「はじめてのぶたい」~乳幼児向け舞台鑑賞体験事業~
第3回民族芸能アンサンブル若駒「はるなつあきふゆあそぼあそぼ」

<申請者>
大分県子ども劇場連絡会
代表:仲道 美衣

人間の発達の土台となる五感を大きく育てていく乳幼児期(0~3歳)の親子に生の舞台(ベイビーシアター)を届け、子どもが豊かな文化の中で育つための環境作りの一助になればと考えています。特に数年間続いたコロナ禍で孤立しがちな乳幼児親子が繋がっていく場を作ることは急務で、ベイビーシアターはそのためのプラットホームの役割を果たすことができると考え、大分県内各地で年に1回のペースで、乳幼児親子を対象とした舞台作品(べイビーシアター)の巡回公演を企画しています。
今回はその3回目となります。乳幼児親子を対象とした舞台、民族芸能アンサンブル若駒による舞台劇「はるなつあきふゆあそぼあそぼ」を県内4か所(中津市・別府市・大分市・佐伯市)の会場で上演し、各会場20~30組の親子に鑑賞していただきます。乳幼児期はその後の成長の土台となる五感が育っていく大事な時期。この時期にたくさんの親子にべイビーシアターを体験してもらい、幸せなひと時を過ごしてほしいと願っています。

日時:令和6年
9月20日(金) 11:00~11:30 佐伯市 さいき城山桜ホール小ホール
9月21日(土) 11:00~11:30 中津市 教育福祉センター多目的ホール
9月22日(日) 11:00~11:30 別府市 別府市社会福祉会館
9月23日(月) 11:00~11:30/11:15~11:45 大分市 コンパルホール集会室
主催:大分県子ども劇場連絡会
共催:実施地域の子ども劇場・親と子の劇場
後援:中津市、日田市、佐伯市、大分市の各教育委員会(予定)

[10] 障がい者だけのフットサルリーグ 第2回えん(縁)・ジョインリーグ

<申請者>
NPO法人知的障がい者フットサルクラブENTRADA
代表:藤近 さと子

目的:本大会は、障がいを持つ人が集い、フットサルを通してチーム間のチームワークを深めるとともに、他チームと交流することにより広く社会性を養い、日々の生活への意欲を高めることにより障がい者が社会進出をするきっかけとなるよう寄与することを目的に開催する。
活動要旨:障がい者が主役となれる障がい者だけのリーグを開催する。また今年度は、障がい者がスポーツを通して地域社会で活躍できるような仕組み作りを行う。

日時:令和6年4/28(日)・6/23(日)・8/11(日)・10/20(日)・12/15(日)
場所:速水フットサルコート、もしくは大分東フットサルパーク・リサナロッソ
主催:NPO法人知的障がい者フットサルクラブENTRADA
共催:大分県フットサル連盟
後援:大分県、大分市、大分県教育委員会、大分市教育委員会、大分合同新聞社、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、J:COM大分ケーブルテレコム、一般財団法人日本フットサム連盟、一般社団法人日本障がい者サッカー連盟、公益社団法人大分県手をつなぐ育成、一般社団法人大分市手をつなぐ育成会

[11] 大分県内に於ける戦中戦後史調査研究活動

<申請者>
豊州戦史研究会
代表:野崎 哲司

豊州戦史研究会は2023年12月16日現在8人のメンバーで構成され、出身大学、学部もバラバラでそれぞれ仕事を持っています。太平洋戦争に限定せず、広く大分県の近現代における戦争の歴史を中立の立場で研究しています。
論文や書籍でいまだに紹介されたことのない大分県内の戦争遺跡の調査、聞き取りや文献研究を行ったり、米国の国立公文書館が保有する記録映像や文書や防衛研究所、国立あるいは県立公文書館、国会図書館が保有する史料の分析を通じて、先の戦争の航空戦史、特殊兵器の展開、軍隊の育成、産業の興隆、都市形成、戦後処理などを詳らかにする研究活動を行うほか、戦没者のリスト作成、ご遺品の精査にも取り組んでいます。
年4回の調査活動報告会では、日頃の研究成果やいくつかのプロジェクトの作業成果についてお互いに情報や意見交換を行い、研究の精度を高める機会としているほか、年1回の研究発表会と会報の作成、SNS等での情報発信を通して、これまで知られていなかった大分県の近現代史のエピソードを県民の皆さまに広く知って頂けるように取り組んでいます。

日時、場所など
・調査活動報告会 年4回 別府市公会堂
・第4回研究発表会 -次世代に伝えたい!戦中戦後の大分県の姿-
 別府市公会堂(別会場の場合もあり)年1回
・ご遺品の整理、戦没者名簿のデジタル化 月1回
・new!私設ミュージアム予科練資料館の資料整理、分析、移転展示にかかる作業 月2回
・戦争体験者を招いた座談会/ウォーキングイベント 年1回

[12] アートプラザ若手アーテイスト支援企画
(1)ピックアップアーティスト展 (2)ピックアップアーキテクト展

<申請者>
アートプラザ共同事業体
代表 マネージャー:椎葉 美穂

【趣旨】
当共同事業体では、世界的建築家磯崎新氏の設計したアートプラザを母体に、磯崎氏の業績を次世代に伝える事業や、次世代の可能性の発掘・育成を行うとともに、市民の皆様が気軽に参加できる芸術文化事業を展開している。
今回は2つの事業を通して、大分県にゆかりのある若手アーティストや若手建築家の発掘、芸術や建築を学ぶ学生などの創作活動の場の提供や成果の発表の機会を作る支援を行い、芸術文化の振興を図ることを目的に行う。また、次世代を担う子どもたちの個性や創造性を伸ばし、心豊かに成長する手助けの推進となるように、気軽に参加できるイベントを併せて実施する。
【事業内容】
(1)「ピックアップアーティスト展」
大分にゆかりのあるアーティストをピックアップして展示を行う。作品展示の他に、市民の方が参加できるワークショップ、アートプラザ近隣施設とも連携した企画を予定。
(2)「ピックアップアーキテクト展」
大分にゆかりのある若手建築家やその卵たちをピックアップして展覧会を行う。現代に生きる建築 家たちの思考や発想力などを通して、建築の面白さを伝えていく事業を目指す。また建築家によるアートプラザやアートプラザ近隣ツアーなどを開催し、磯崎建築や大分について学ぶことのできる機会を提供する。
【日時、場所など】
(1)「ピックアップアーティスト展」:令和6年7/27(土)~8/25(日) 10~17時
(2)「ピックアップアーキテクト展」:令和6年10/11(金)~10/20(日) 10~17時
主催:アートプラザ共同事業体
後援:NPO法人大分県芸振、大分合同新聞社、エフエム大分、大分ケーブルテレコム、CJOシティ情報おおいた、株式会社ゆふいんラヂオ局、その他関係団体等(予定)

[13] 第46回「大分第九の夕べ」

<申請者>
特定非営利活動法人おおいた第九を歌う会
代表:小手川 大助

■ 趣旨
公募した合唱団を運営し、べートーヴェン作曲交響曲第九番の演奏等の芸術、文化の振興に関する事業を行い、音楽の普及を図りながら、芸術・文化の香り高い潤いのあるまちづくりの推進と、音楽を通じて地域文化の振興に寄与する。
■ 活動要旨
・公演内容
(1) 演奏曲目:ベートーヴェン作曲交響曲第九番 他
(2) 演奏団体
合唱:特定非営利活動法人おおいた第九を歌う会 他
管弦楽:大分交響楽団
(3) 指揮者:粟辻 聡
(4) ソリスト:宣目直紀子(ソプラノ)、愛甲久美(メゾソプラノ)、児玉和弘(テノール)、伊藤純(バリトン)
(5) 出演者数 合唱団:約130人、大分交響楽団:約80人
(6) 観客数 約1500人
・事業構成
(1) 合唱練習
公募により市民から参加者を募り、合唱団を組織し、指導者の下で8か月に渡り練習し、12月の本番ステージを目指す。
(2) 第九レクチャー
市民を対象に、専門講師により、ベートーヴェンの人物像、偉業や第九の魅力等を学び、理解を深めると共に、第九コンサートの気運の醸成に努める。
(3) 学生・生徒招待
中学、高校の合唱部や吹奏楽部の部員を中心に、演奏会一、招待し、クラシック音楽やベートーヴェン、第九音楽への理解を深める。
・事業効果
(1) 市民が集い、8か月をかけてドイツ語で第九合唱に挑戦し学ぶことで、べートーヴェンの音楽に触れ、理解を深めることにより、仲間を意識し達成感を経験することで、地域理解・活性化につなげる。
(2) 年末恒例の風景となっている第九演奏会を継続することで、ベートーヴェン音楽を普及し、芸術・文化の香りを高め、地域社会の芸術文化の振興に貢献している。

日時:令和6年12月22日(日) 14:00開演
場所:iichiko総合文化センター グランシアタ
主催:特定非営利活動法人 おおいた第九を歌う会
共催:公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団、大分交響楽団、大分合同新聞社
後援:大分県、大分県教育委員会、NPO法人大分県芸振、大分市、大分市教育委員会、別府市、別府市教育委員会、大分県芸術文化振興会議、NHK大分放送局、OBS大分放送、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、エフエム大分、J:COM大分ケーブルテレコム株式会社、全日本「第九を歌う会」連合会、大分県薬剤師会(以上申請予定)

[14] 演劇公演「北斎夢幻」~百鬼箱を開けた絵師

<申請者>
劇団吉祥じゅん&ワルキューレ
代表:森田 由美子

「北斎夢幻」の初演は2004年4月に顔合わせを行い、翌年の12月【原作:岩豪友樹子/脚本・演出:吉祥じゅん】として、大分と福岡の地で上演され、当時は九州初の大がかりな演劇舞台として話題となり、再演の声を多くいただきました。
そして、約20年の時を経て2024年に劇団主宰・吉祥じゅんの最後の主演舞台として、再演いたします。新たな役者を迎えて上演される「北斎夢幻」は前作を超えたパワーアップした作品となることでしょう。そして、その感動を2021年に逝去された岩豪友樹子さんへも届けたいと想っています。
作品概要:
日本を代表する画人、葛飾北斎をテーマとして、実際に彼の描いた作品(百物語)を通じて、北斎の才能は永遠に受け継がれる…という内容を、現代の世界と江戸の世界をリンクさせて進行するフィクションです。作中では、映像・特殊効果・アクション・ダンスパフォーマンスを駆使した、壮大な物語が展開します。

日時:令和6年7月20日(土)
場所:ホルトホール大分 大ホール
主催:劇団吉祥じゅん&ワルキューレ
後援:大分県、大分県教育委員会、大分市、大分市教育委員会、芸振、OBS、TOS、OAB、FM,OTC(予定)

以上

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