1.開催日
平成12年3月27日(月)
2.開催場所
大分放送本社 会議室
3.議題
[1]ラジオ・テレビ 3月・4月特別番組について
[2]ラジオ・テレビ4月新編成について
[3]テレビ番組 「九州遺産 ~大分の磨崖仏~」
放送:平成12年2月27日(水)14:00~14:54
[4]その他
4.出席委員(敬称略)
溝口薫平(委員長)、肥田木孜(副委員長)、野崎哲、赤尾重信、川原大、後藤靖宏
5.議事の概要
審議会は、大分放送の高橋専務があいさつ、続いてラジオ、テレビ3月・4月の特別番組と4月新編成について担当者が報告した。その後、視聴番組テレビ「九州遺産 ~大分の磨崖仏~」の視聴・合評を行った。この番組は、JNN九州・沖縄7局の共同企画番組で、今年で3年目。大分県は、石造物の宝庫といわれ、中でも「磨崖仏」は全国の8割が大分県に存在している。番組では、悠久の歴史を持つ磨崖仏に焦点を当てながら、そこで生活する里人の暮らしを織り交ぜながら描いた番組。
<委員から出された意見の概要>
○映像はきれいだった。大分県にあんな磨崖仏があったのかと、改めて認識した。
○臼杵石仏のところで、月光の曲が流れたのはとても良かった。
○全体よくまとまっていた。ナレーターが大変良く、番組を次元の高いものにしていた。
○15か所を羅列的にならべていたが、年代順とか地域的に空撮などを入れて構成すると良かったのでは…。
○50分近い番組にしては、迫力に欠ける感じがした。崩壊の理由が入ってくると保存の必要性が分かるが、何か伝わってこない。
○力作ではあるが、少し欲張りすぎたなと思う。日常の暮らしと信仰、また文化財としてどう守り、次の世代にどう伝えていくか。もう少し絞り込んだら良かったのではないか。
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