OBS大分放送

1.開催日時
平成27年3月23日(月)12時

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.議題
[1]番組審議
テレビ番組「世界一の九州が始まる!~提灯づくりに革命!日本一の宇佐ランタン」
放送日時 平成27年3月8日(日)10:15~10:30

[2]業務報告
(1)3・4月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(1・2月)

[3]次回日程について
平成27年4月20日(月)

4.出席委員
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長
鶴丸礼子委員、伊藤京子委員、神田岳委委員、藤内 悟委員、板井良助委員、藤本 保委員、児玉憲明委員、西村摩耶委員
<局側出席者>
永田社長、高木常務、井尻テレビ制作局長、泉テレビ編成局長兼視聴者室長、松井報道局長、砂原ラジオ局長兼ラジオ営業部長兼ラジオ制作部長、樋口番組ディレクター、篠原番組審議会事務局長

5.審議の概要
平成27年度最後の番組審議会が開かれ、永田社長が「民放連の会議で、タイムシフト視聴の増加やテレビ離れなど、テレビ局が抱える問題が提起された。対象にあったコンテンツの開発が必要で、内容が時代にあっているか、視聴者のニーズにマッチしているか早急に検討しなければならない。」とあいさつ。
ひき続き、テレビ番組「世界一の九州が始まる!~提灯づくりに革命!日本一の宇佐ランタン」を聴取・合評した。宇佐市の提灯製造卸売会社・宇佐ランタン。創業者の谷川さん(77)は、高度な技術を持った職人の手作業でしか作れなかった伝統的な紙提灯を画期的なアイデアで工業製品へと昇華させた。紙に似た質感を保ちつつ、水に弱いという紙提灯の弱点を克服したビニール提灯を開発。さらに全国的にも珍しい提灯製造工程の機械化によって生産性も高まり、今ではビニール提灯の生産量日本一を誇る。そんな谷川さんの思いと、新たに開発した提灯に迫る。

<委員からの主な意見>
○社長の印象的な言葉は、やはり「文明が進む中で、文化が必要だ」という言葉だった。
○県産業技術センターとタイアップして新しい商品が開発できるのでは。こういう会社があるのだと、誇りに思えるような感じで見た。
○機械化は大事だが、併せて働く人に対する工夫は両輪。だからこそ小規模な工場でも日本一をとれるのだと感じた。
○今回の番組に一貫してあるものは、地元。こういう人たちを出来るだけ多く紹介して欲しい。
○知的障碍者の働く姿をうまく取り上げていた。社長が福祉に限らずいろんな面でチャレンジしている姿は素晴らしい。
○障害者の方々が出てきて、話がちょっとぼやっとなったのがもったいない。全員が提灯にサインをしているのは、障害者であろうがなかろうと、いいところだと思う。
○企業や大型店誘致ではなくて地場産業で地域をおこそうということで、小さな資本で立ち上げた。そういった底力を持ついろんな会社を見つけ、放送して欲しい。

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