1.開催日時
平成29年10月16日(月) 12時~14時20分
2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール
3.議題
[1]番組審議
テレビ番組 「世界一の九州が始まる 大分発!おんせんパプリカ」
放送日時 平成29年10月1日(日)10:15~10:30
[2]業務報告
(1)10・11月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(9月)
[3]次回日程について
平成29年11月20日(月)
4.出席委員
伊藤安浩委員長、是永幹夫副委員長
神田岳委委員、藤本 保委員、児玉憲明委員
<局側出席者>
永田社長、大塚常務、泉テレビ局長兼視聴者室長、羽田野報道制作局長、松井ラジオ局長、三浦大和ディレクター、篠原事務局長
5.審議の概要
平成29年度10月の番組審議会が開かれ、永田社長が「総務省の調査で『最も信頼できる情報入手手段』として57%が地上波テレビと答えた。地上波はもっと自信を持っていい。多くの県民が、大分で生まれ育ち、暮らしている。OBSはこれまで以上に大分に根を下ろした、県民の放送局としての役割を果たしていき、これこそが生き残る道だと確信している」とあいさつ。
ひき続き、テレビ番組『世界一の九州が始まる 大分発!おんせんパプリカ』を視聴・合評した。再生可能エネルギー自給率全国一位の大分県のなかでも盛んなのが地熱発電。その地熱をいかして生まれた「おんせんパプリカ」。九重町の「タカヒコアグロビジネス」は、標高700mにある最新のオランダ式ガラスハウスでパプリカを生産している。生育には適切な温度管理が重要で、収穫量にも大きく影響する。温泉熱を活用してハウス内の温度をコントロール、湿度や栄養などもコンピューターで制御し“エコでクリーン”な農業を展開している。肉厚でジューシー、見た目も鮮やかで“インスタ映え”するパプリカの人気は全国的に高まっている。その魅力の秘密に迫る。
<委員からの主な意見>
○元々はプラントを作っていた会社との事なので、大掛かりな設備を作るというのは得意だったと思う。そこで地熱エネルギーに着目してパプリカにたどり着いた点が面白い。
○一番のメリットはコストカットとの事だが、番組ではその部分がちょっとわかりにくかった。
○大分県独自のトライアル認定制度をバージョンアップするように働きかけており、非常に参考になる番組だった。ただ、全体的に数字の流れなどがあれば良かった。
○二酸化炭素の排出がなく温泉の熱だけ利用すると考えれば、話題になり得る商品作りだと思う。
○「温泉パプリカ」の「温泉」という言葉からは、お湯をイメージしてしまう。実際には地熱を利用しているので、実情を表していないような気がする。
○大変面白い取り組みで、世界にうってでるための準備もしているようなので、番組も面白く見ることができた。
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