1.開催日
平成11年1月25日(月)
2.議題
[1]1月、2月の特別番組編成について
[2]テレビ番組「電撃黒潮隊~世界が舞台! オペラ歌手 佐藤美枝子の軌跡~」
放送:平成11年1月9日(土)17:00~17:30
[3]その他
3.出席委員(敬称略)
肥田木孜(副委員長)、小手川映子、野崎哲、赤尾重信、川原大、田辺正勝、後藤靖宏、後藤誠
4.議事の概要
審議会は、大分放送の宮崎社長のあいさつに続いて、1月・2月の特別番組編成について担当者が報告した。そしてテレビ番組「電撃黒潮隊~世界が舞台/オペラ歌手佐藤美枝子の軌跡」の視聴、合評を行った。
大分出身のソプラノ歌手佐藤美枝子さんが第11回チャイコフスキー国際コンクールの声楽部門女性の部で、日本人初の1位に輝いた。
番組では、郷里・大分での高校生活の様子を主に振り返り、受賞までの苦労の数々や、彼女を支える恩師との出会いなど栄光までの道のりを辿るとともに、これから世界を舞台に活躍していく佐藤さんの姿を描いた番組。
<委員の批評概要は次の通り>
・この番組で新聞の見出しを付けるとしたら、「恩師たちが語る佐藤美枝子」になるかなぁと思いながら見た。ちょっと恩師たちが出る時間が長かった。
・コメントと音楽がオーバーラップしている部分が多く、いい声を聞こうと思ってもコメントが入ってて、効果の面でどうだったか。
・世界のオペラ界でも稀に見る美声の持ち主だそうですが、どういうところが美声の持ち主なのか知りたかった。
・彼女の素質はもちろんですが、いい恩師に恵まれて良かった。また、彼女の素朴な人柄もよく描かれていた。
・わずか1か月の制作日数で、彼女の歩いてきた軌跡を振り返るのは大変難しいことで、要所要所で体験されたり、出会った恩師や友人を通して、その時の写真なども入れて大変良く出来ていたと思う。
・歌もふんだんに聞かせていただいて、とても良かった。これからが楽しみです。
・素材が世界的なコンクールということで華やかな部分だが、それに負けない編集で見せてくれた。
・1位になるだけあって、魅力的ですごく輝いていた。
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