OBS大分放送

1.開催日時
2025年1月20日(月)13時~14時48分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数  8名
出席委員数 8名

<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長、下川宏樹 委員、児玉憲明 委員、藤本 保 委員、平松まゆき 委員、小笠原順子 委員、リヴィア清水夏子 委員

<放送事業者側出席者>
猪俣知三 代表取締役社長、兼子憲司 常務取締役 報道局長、篠原真治 メディアコンテンツ局長、八尋真梨絵 報道部、黒田隆司 番組審議会事務局長

4.議題
[1] 番組審議
テレビ番組:新・窓をあけて九州「幸をみかん畑で実らせて」
放送時間:2024年12月15日(日)午前10時00分~10時15分

[2] 業務報告
(1)12月・1月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(12月)

[3] 次回日程について
日時:2025年3月17日(月)午後1時~
会場:大分放送 5階セレモニーホール

5.審議の概要
<番組内容>
大学を卒業後、都会で働いていた女性が地元・大分市へ戻り、新たな”意外な道”を進み始めました。憧れの横浜での生活を離れて選んだのは農業、しかも未経験からのみかん栽培でした。
耳にはピアス、かわいいピンクのネイルと今どきのおしゃれ女子、土居祐菜(どいゆうな)さん(26)。
彼女は「みかんを作っています」 土居さんは去年3月から大分市の住宅街近くにある小さな畑でみかんの栽培に1人で取り組んでいます。担い手がいなくなったみかん畑を借りましたが、荒れた土地を整備するのは自分だけ。夏場の草刈りも1人でこなし、未経験の農業に果敢に立ち向かいます。
土居さんは若い視点を活かして、SNSを使った規格外のみかんの販売やイベントに参加して経験を積んでいきます。さらには基礎から学ぶために、栽培方法を学ぶスクールにも通って知識も蓄えます。しかし一見、順調に見えたものの、みかんの病気“サビダニ”や厳しい金銭事情に直面。日によっては午前3時から作業を始め、夜遅くまで働くことも。それでも「やめない」という信念で前に進み続けます。
花を咲かせて手入れを重ね、努力し続けた初めての収穫。そこに詰まった彼女だけの味とは。

<委員からの主な意見>
〇農業を選んだ主人公がこの先、どんな挑戦と成長をするのか興味深く楽しみだ。

〇耕作放棄地が増える中、若い人が農業にチャレンジしてくれるのは勇気が湧き希望の持てる話だ。

〇番組の入りの部分は大変斬新で興味をそそるような作りだった。

〇一年に一回しか収穫できない。みかん作りで農業をすることが、どういうことなのかよく伝わった。

上記のような意見の一方で、

〇主人公があきらめないで続けていくというが、彼女の情熱が伝わらなかった。

〇彼女が大分に帰ってきた理由。どうしてみかんだったのか?彼女にとって「幸」とは何かを知りたかった。

〇みかん農家は一人ではやれない。誰が支えているのか。誰しもが思う疑問に答えていない。

〇農業を目指す女性の爽やかさがあるが、押さえるべきところを押さえていない。企画力、パンチ力がなかった。

といった意見も頂いた。

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