OBS大分放送

1.開催日時
2025年5月19日(月)午後1時~2時20分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数  8名
出席委員数 8名

<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長、下川宏樹 委員、藤本 保 委員、平松まゆき 委員、小笠原順子 委員、リヴィア清水夏子 委員、金 成妍 委員

<放送事業者側出席者>
猪俣知三 代表取締役社長、兼子憲司 常務取締役 報道局長、篠原真治 メディアコンテンツ局長、北里邦寿 コンテンツ部、黒田隆司 番組審議会事務局長

4.議題
[1] 番組審議
テレビ番組:「新 窓をあけて九州」~ほっこりアツアツ酒まんじゅう~
放送時間:2025年5月18日(日)10:00~10:15

[2] 業務報告
(1)4月~5月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(4月)

[4] 次回日程について
日時:2025年6月16日(月)午後1時~
会場:大分放送5階 セレモニーホール

5.審議の概要
<視聴番組について>
道の駅で人気の豊後大野市の酒まんじゅう。伝統のおいしさには作り手の腕と勘が左右する。午前2時、加工所に立つのは和田鈴香さん(73)、祖母から引き継いだ調理手法を守ってきた。しかし、今、高齢化の人不足に悩む。去年9月から未経験の長男の嫁・和田梢さん(42)が手伝いにやってきた。蒸気立ち込める加工所の中、繊細な作業をどのように受け継ぐか葛藤の日々。加工所の閉鎖?それともレシピ化?嫁と姑の奮闘物語。

<委員からの主な意見>
〇勘と腕っていうのはなかなか数値化できないだろう。本当に酒まんじゅうは、ほっこりアツアツだが、この姑さんとお嫁さんの関係がまさに、ほっこりアツアツになっていた。

〇思考を刺激される番組だった。番組の作り方が、すごく文学的な表現でテレビ番組としてはあり得るのかなと思った。

〇非常にほっこりしました。アツアツいうのは蒸気が上がってまんじゅうが熱いだけじゃなくて、家族の絆が中からアツアツ。すばらしいタイトルだ。

〇お嫁さんも姑さんも日々くんずほぐれつ、お互いにそれなりに何とかうまくやっている。あえていろんなことを語らなくても関係性が見えてくるような感じがして面白かった。

〇お嫁さんがただ言いなりになって仕方なくやるのではなく、自分の意思を持っていて、なおかつそれを口にしてちゃんと主張していることが面白かったし、ちょっとヒヤヒヤした。

〇このおばちゃんが酒まんじゅうを続けた理由は何か。自分なりの使命感がきっとあると思う。愛情なり信念なり、それが見えない。おばあちゃんの酒まんじゅうに対する心、言葉を引き出して欲しかった。

〇これまで職人さんが経験とか勘でやってきたことをデータ化、マニュアル化する。感覚を数字に落とし込むことは文化、地域の伝統というのを残す上で本当に大事であって急務だなと感じた。

〇ここの酒まんじゅうは、かなり歴史が長いということだが、祖母から引き継いだって聞いたときに、いつからやっているのだろうと思った。

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