1.開催日時
平成28年7月25日(月) 12時~14時10分
2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール
3.議題
[1]番組審議
テレビ番組 「世界一の九州が始まる」~日本の海にひじき畑を!~
放送日時 平成28年6月12日(日)10:15~10:30
[2]業務報告
(1)7・8月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(6月)
[3]次回日程について
平成28年9月26日(月)
4.出席委員
伊藤安浩委員長、是永幹夫副委員長
鶴丸礼子委員、伊藤京子委員、神田岳委委員、清田 透委員、板井良助委員、藤本 保委員、児玉憲明委員
<局側出席者>
永田社長、大塚常務取締役報道制作局長、泉テレビ編成局長兼視聴者室長、松井ラジオ局長、、テレビ制作部 樋口昌平ディレクター、篠原番組審議会事務局長
5.審議の概要
平成28年度7月の番組審議会が開かれ、永田社長が「リオオリンピック・パラリンピックがいよいよ開幕する。治安の不安や、ジカ熱の心配もあるが、無事世界の祭典が行われ、東京へバトンタッチされることを願う。県出身では、柔道女子の梅木選手、競泳男子の渡辺選手、バレーボール女子の長岡、鍋谷両選手の4人が出場するが、活躍を期待したい」とあいさつ。
ひき続き、テレビ番組『「世界一の九州が始まる」~日本の海にひじき畑を!~』を聴取・合評した。大分県佐伯市にある海藻加工食品会社・山忠は、ひじき加工品生産シェア国内№1。社長の山城さんが特許取得の製法を発案、水戻し後も風味を保つことに成功した。しかし国内で流通するひじきの約8割は外国産。山城さんはこの現状を憂い、また安定供給も見据えて「ひじき畑」と銘打った養殖場を各地に設置。ひじき畑を通じて食文化の継承、地産地消、海の環境保全を目指す山城さんの取り組みを追う。
<委員からの主な意見>
○脇役的存在のヒジキが、大分でこんなに獲れているというのに非常に驚いた。ヒジキを使ったレシピも紹介してほしかった。
○中学生が自分たちでヒジキを獲ってそれを業者に売って、学校のために役立てるというスキームは、非常に良い。番組の終わりが、非常に明るい感じがした。
○社長の言葉の中に真に会社のことを考える信念が語られ、また自然な笑顔がとても印象的だった。
○環境について関心があるが、県南の場合特に磯焼けが多く、藻の再生が課題。他の海藻との関係や、今後大規模化することでの影響、他の貝類などの漁業への影響がどうなるのか知りたかった。
○特許をとっているという製造方法を、もう少し詳しく入れると良いと思った。
○海水の浄化にも良いということであれば、県内のそういった所とコラボして、相乗効果を得られることが出来ないのかと思った。
○敢えてヒ素の問題を言うことで、安全性をアピールした方が良かった。問題を番組の中で取り上げることによって、消費者が安心するという場合がある。
○漁業収入のない時にこうした畑があるとありがたいと話しが出たが、もう少し突き詰め、広がりまで含めて分かりやすく伝えると、世界一の九州ということがもっと分かった。
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