OBS大分放送

大分放送文化・スポーツ振興財団助成金贈呈式

令和8年度「第37回大分放送文化・スポーツ振興財団 助成金贈呈式」が5月26日 大分放送本社で開かれ、県内9団体に助成金が授与されました。
私共は、放送メディアとしての企業活動は勿論のことですが、地域社会に貢献する事業に取り組むことも大切なことだと考え、平成元年に財団を立ち上げ、平成24年には一般社団法人に移行。大分県の文化・芸術・学術・教育・スポーツ等の発展及び育成、並びに地域環境の保全に寄与することを目的として、これまでに延べ384の団体と個人に助成金を贈呈してまいりました。また、助成事業による活動実績は、その成果などをまとめた冊子を製作し、知識の普及や啓蒙・啓発に役立てていただいています。これからも当財団の助成事業が、大分県の文化活動発展の一助になればと願っております。
今年度の助成事業は次の通りです。

[1]「第26回アルゲリッチ音楽祭」~魂から魂へ、世界へ響け~

<申請者>
公益財団法人アルゲリッチ芸術振興財団
理事長 伊藤 京子

第26回記念音楽祭テーマ 「魂から魂へ、世界へ響け」
音楽祭の開催地、大分県は1550年代、戦国時代にクラシック音楽や西洋医学等の異国の文化に出会いました。宣教師によってキリスト教の布教に伴い様々な「西洋」が日常となり、それぞれに、日本で初めての学ぶ場をはじめ病院等も身近にあったのです。そこには、領主の大友宗麟がキリスト教に帰依し、自らが率先して交流を進めました。戦国の世の中心にいた宗麟の、心の拠り所にもなっていった西洋文化は、悠久の時を経て、マルタ・アルゲリッチ氏との「出会い」へと繋がったのです。
現在も世界中では過去の反省もなく、争いが繰り返されています。このカオスと言ってもよい環境の中で、私たちは何が出来るのでしょうか?調和の象徴でもある音楽を通して、そのことを考える機会としたいと思います。。

期間:2026年3月13日(金)~6月13日(土)
場所:しいきアルゲリッチハウス、ビーコンプラザ、iichiko総合文化センター、平和市民公園能楽堂ほか
主催:別府アルゲリッチ音楽祭実行委員会、(公財)アルゲリッチ芸術振興財団、大分県、別府市、大分市
共催:ビーコンプラザ、(公財)大分県芸術文化スポーツ振興財団、すみだトリフォニーホール、平和市民公園能楽堂

[2]「2026ファミリーコンサート」「第49回定期演奏会」

<申請者>
大分交響楽団
理事長:倉内 芳秋

ファミリーコンサートは、オーケストラを通じてクラシック音楽を楽しんで頂く事を一番の目的としています。聞き覚えのある曲を選曲し、ご家族そろって楽しめるよう年齢による入場制限をしていません。また、日ごろ生の演奏を聴く機会の少ない、障がいのある方や、児童生徒も団体で招待しています。今回は比較的有名でメロディが知られている「物語」を基に作曲された曲を選びました。毎回好評の楽器体験や指揮者体験コーナーも予定しています。
定期演奏会は、活動の目的に掲げる「大分の文化力向上」を達成するために取り組んでいる重要な事業です。今回はプラームス(シェーンベルク編)ピアノ四重奏曲(管弦楽版)を中心にプログラムを組みました。15年間指導いただき信頼も厚い、大分芸短大教授の森ロ真司氏を指揮者に迎え、グランシアタでの公演を予定しています。

・「2026ファミリーコンサート」
日時:2026年6月7日(日) 14時開演
場所:大分市 iichikoグランシアタ
・「第49回定期演奏会」
日時:2026年10月25日(日) 14時開演
場所:大分市 iichikoグランシアタ
主催:大分交響楽団

[3]「おおいた演劇の会 20周年記念事業」

<申請者>
おおいた演劇の会
代表:清末 典子

おおいた演劇の会は2006年12月に大分県内の劇団・演劇関係者が集まり発足しました。20年間にわたり大分県内での演劇文化の普及と地域に根差した舞台公演や関連企画を続けています。
「演劇は社会を映す鏡」と言われるように、演劇と日常は連動しています。これまで会の主催公演では大分を舞台としたオリジナル作品を多く手掛けており、いま、大分で生きる私たちがよりよく生きるために何ができるか、生活・社会・地域を見つめなおす作品を創ってきました。また、公演やワークショップでは毎回、演劇経験に関わらす参加者を募っています。一般の方が演劇に興味を持ち参加するきっかけを作ることで、将来的な地域文化の活性化へとつなげています。
本年は発足20周年の節目にあたり、記念事業としてシンポジウムの開催と、それに連動した記念誌の発行、2027年度は20年の集大成ともいえる記念公演を計画しています。また、2010年から毎年夏に開催してきた朗読劇「蝉なきやまず~大分の空襲より~」の公演も、大分市内外で公演予定です。

<シンポジウム>
日時:2026年12月
会場:J:COMホルトホール大分 小ホール
内容:大分ゆかりの演劇関係者をパネリストにむかえ、これまでの会の活動を振り返り、これからの大分の演劇を考える
<「蝉なきやまず」公演>
題名:第17回朗読劇「蝉なきやまず~大分の空襲より~」
日時:2026年8月1日(土)[大分公演]、8月29日(土)[別府公演]
会場:[大分公演]大分市内公民館、[別府公演]別府国際観光港 旧フェリーさんふらわあ乗り場
出演:大分演劇人有志
主催:おおいた演劇の会 20周年記念事業実行委員会

[4]初心者のための能楽講座「こども能楽教室・出張能楽教室」

<申請者>
平和市民公園能楽堂共同事業体 
ゼネラルマネージャー:中村 輝樹

「ユネスコ無形文化遺産」である能楽をこどもたちに身近に体験してもらうことで、日本の伝統文化への理解を深め、次世代へ継承していくことを目指します。
また、稽古を通じて、集中力や表現力、正しい発声や所作、礼儀作法を学びながら豊かな人間性の育成を図ります。

・「子ども能楽教室」
小学校から高校までの児童・生徒20名を対象に、令和8年6~12月の期間で実施。平和市民公園能楽堂で開催の「能楽の祭典」での発表を目標に、基礎的な知識と技術を学ぶ。
・「出張能楽教室」
大分県内の希望校(中学校1校)を対象に、仕舞鑑賞・謡体験・能面や装束の試着体験・すり足練習などの体験学習会を無料で開催する。
主 催:平和市民公園能楽堂

[5]「ボランティアによる森林づくり事業」

<申請者>
公益財団法人森林ネットおおいた
理事長:大友 進一

本県は、森林率が高く豊かな森林に覆われています。この緑豊かな森林を世代引き継き、森林の重要性について、県民の一層の理解と関心を深めていくため、県内各地で植樹活動を行っています。今回は、県民の森平成森林公園内にあるさくら園にて、ジンダイアケボノザクラおよびオオシマザクラを参加者の方々と植樹します。さくら園は、毎年桜の時期になるとオオシマザクラ、シダレザクラ、ソメイヨシノ等、様々な桜が次々に満開となり桜を楽しむことができる憩いの場所になっています。しかしながら、過去に植樹して老朽化が進行したソメイヨシノが拡大しているため、桜を植え替えることで、森林機能の維持・向上を進めます。また、野生鳥獣の対策として大きな苗木を植えて森林づくりを行います。

日時:2027年3月中旬(緑の募金強調月間中、緑化推進強化月間中)
場所:大分県県民の森平成森林公園さくら園(大分市荷尾杵)
内容:ジンダイアケボノザクラ(H=3.0)・オオシマザクラ(H=3.0) 70本程度植樹し、(約0.2ha)森林整備をする。
主催:公益財団法人 森林ネットおおいた

[6]「障がい者だけのフットサルリーグ第4回えん(縁)・ジョインリーグ2026」

<申請者>
NPO法人知的障がい者フットサルクラブENTRADA
代表:平山 宙

本事業は、知的障がいや聴覚障がい、内臓機能障がいなど様々な障がいを持つ方々が参加する「障がい者が主役となれる障がい者だけのフットサルリーグ」大会を開催します。フットサルを通してチームの絆を深め、他チームと交流することにより広く社会性を養い日々の生活への意欲を高めることで、障がい者が社会進出をするきっかけとなることを目指しています。
本大会では、障がいの有無や種類にかかわらず、すべての選手が互いに尊重し合いながらプレーすることを重視しており、参加者の身体的・精神的成長が顕著に見られます。今年で4年目を迎えますが、参加者数は年々増加しています。特に、初年度には緊張や不安からプレーに消極的だった選手たちが年を追うことに自信を持ってプレーし、仲間と協力する姿勢を身につけていく様子は、支援者や観客に大きな感動を与えています。
また、地域住民やボランティアとの交流を通じて、障がいに対する理解促進と共生社会の実現にも貢献しています。今後はより多くの方々に参加・観戦していただけるよう広報活動や会場整備にも力を入れて、地域における障がい者スポーツの定着と発展に寄与していきたいと思っています。

日時:2026年4/26(日)・5/24(日)・6/21(日)・10/18(日)・12/20(日)
場所:大分東フットサルパーク・リサナロッソ
主催:NPO法人知的障がい者フットサルクラブENTRADA

[7]「アートプラザ ピックアップアーティスト展vol.15」

<申請者>
アートプラザ共同事業体
代表:椎葉 美穂

当共同事業体は、世界的建築家,磯崎新氏の設計によるアートプラザを拠点として、同氏の建築理念や文化的価値を次世代へ継承するとともに 芸術文化を通じた人材育成および市民参加型の文化活動の推進に取り組んでいる。
本事業は、大分にゆかりのある若手アーティストの発掘や、芸術を学ぶ学生等の創作活動の場の提供、成果発表の機会の創出を通して、芸術文化の振興を図ることを目的とする。また、次世代を担う子どもたちの個性や創造性を育み、心豊かな成長を支援するため、誰もが気軽に参加できる機会を設ける。

<内容>
大分県内にて芸術を学ぶ学生をピックアップし、平面・立体・映像など多様な表現による作品を紹介する。あわせて、ワークショップやギャラリートークを通じて、来場者が作家の制作背景や作品世界に触れ、より深く鑑賞できる機会を提供する。

日時:2026年10月2日(金)~10月18日(日) 10:00~17:00
場所:アートプラザ 2Fアートホール
主催:アートプラザ共同事業体

[8]「第56回九州詩人祭 in 大分大会」

<申請者>
大分県詩人協会
代表:林 仙月

九州・沖縄地区にあって、詩の創造を日常の課題とする詩人、あるいは詩を愛し、詩に関心をもつ人々が一堂に会し、現代詩が当面する諸問題について考え、語り合い、もってこの地における芸術文化の発展に寄与しようとするものです。

<内容>
・第1部「基調講演」
講師:岩尾晋作氏
演題「古書店から見た芸術、文学、詩、詩人」
・第2部「即興詩を作ってみよう」
各県からの参加詩人たちにより、即興詩を創作していただく。直感的な言葉との出会い、発見を重視して、一行詩を作成していただき、数人のグループの中で他者の発した言葉(一行詩)との繋がり・発展を模索し、共同討議をしながら、グループで1つの詩を作成し発表(朗読)する。
・第3部「各県代表者による詩の現況報告会」

日時:2026年11月28日(土)
場所:ホルトホール大分
主催:大分県詩人協会

[9]「レッツダンスでガッツ元気の会 ダンス!ダンス!フェスティバル Vol.19」

<申請者>
レッツダンスでガッツ元気の会
代表:麻生 和江

<活動趣旨・目的>
ダンスリーダー約20人(大学生ボランティア・保護者・実行ボランティア)が進行計画に沿って、個々の知的障がい者に合わせてダンスを楽しく指導するダンス練習会を開催し、その成果を発表会で公表する。発表会では利用者さんの作品だけでなくリーダーの作品も上演し、作品プログラムにも配慮し、観客に対してもノーマラゼーション意識の拡大と、障がい者と健常者の協働によるインクルージョンの浸透を目的とする。

日時:2026年5月23日(土) 13:30~15:30
場所:大分市コンパルホール
主催:レッツダンスでガッツ元気の会

 
R8年度 助成金贈呈式

©2026  Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.