1.開催日時
平成28年3月28日(月)12時
2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール
3.議題
[1]番組審議
テレビ番組 JNN共同制作番組「神秘の蝶アサギマダラ 2000キロを渡る旅」
放送日時 平成28年2月11日(木・祝)9:55~10:55
[2]業務報告
(1)3・4月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(1・2月)
[3]次回日程について
平成28年4月18日(月)
4.出席委員
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長
鶴丸礼子委員、伊藤京子委員、神田岳委委員、板井良助委員、西村摩耶委員、藤本 保委員、児玉憲明委員
<局側出席者>
永田社長、泉テレビ編成局長兼視聴者室長、松井報道局長兼テレビ制作局長、砂原ラジオ局長兼ラジオ営業部長、北里番組ディレクター、篠原番組審議会事務局長
5.審議の概要
平成28年度3月の番組審議会が開かれ、永田社長が「東九州自動車道が全線開通したことで、北九州と宮崎の間にある大分が通過県とならないように、県内の観光地にはさらなる魅力づくりが必要。OBSでは自社制作番組を通じて、駅ビル開業から1年で街はどう変わったか、また東九州道全線開通に向けて県内の取り組みなどを取材し、しっかりと伝え、地域と暮らしに根差した放送局としての使命を果たしていきたい」とあいさつ。
ひき続き、テレビ番組『神秘の蝶アサギマダラ 2000キロを渡る旅』を聴取・合評した。大分県姫島では春と秋に “旅する蝶”アサギマダラが渡ってくる。自生するスナビキソウでの乱舞は全国的にも有名。10センチほどの大きさしかない蝶がなぜ長い旅をするのか?そして、広い海をどうやって越えていくのか?ハネに印をつける“マーキング”によって判明したのは、一匹が1000キロを越える移動距離。アサギマダラを1年に渡って追跡すると、そこには蝶が人と人をつなぐ幸せの物語があった。
<委員からの主な意見>
○アサギマダラが縦断して行く中で、人と人を繋ぐ素晴らしい力があり、非常に感銘した。
○一匹のアサギマダラが帰ってくるのではなく、命を繋いだ子孫が帰って来るという点をもう少し分かりやすく表現すれば良かった。
○番組で渡る蝶はアサギマダラしかいないということだったが、他には本当に世界中にいないのか。蝶そのものの生態や、生物学的な説明がもっとあれば良かった。
○子どもたちにとっては、生きた博物館というか、体験こそ一番の教育になるのではと思った。
○どんな高さを飛んでいるや、夜の行動、産卵してメスは亡くなるのかといった、アサギマダラという蝶の事がいまひとつ分からなかった。
○蝶を追っかけることは家族にとっては迷惑なはずで、そうした裏話があっても面白かった。
○旅を終えて最後は砂浜で朽ち死んでいく場面や、葉の裏に卵を産みつける映像、サナギから羽化して飛び立っていくところなど丁寧な取材をしていた。
○自分がマーキングした蝶が遠くに行って、捕獲した人と繋がることが出来る。その人たちの情熱や行動に少し圧倒されたというか、引きずられたところがあった。
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