１．開催日時
２０２４年９月１７日（火）午後１時～３時１０分

２．開催場所
大分放送　５階セレモニーホール

３．出席者
委員総数　　８名
出席委員数　７名
欠席委員　　１名

＜出席委員の氏名＞
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長、下川宏樹 委員、児玉憲明 委員、藤本保 委員、平松まゆき 委員、小笠原順子 委員

＜欠席委員の氏名＞
リヴィア清水夏子 委員

＜放送事業者側出席者＞
猪俣知三 代表取締役社長、兼子憲司 常務取締役 報道局長、篠原真治 メディアコンテンツ局長、北里邦寿 コンテンツ部、黒田隆司 番組審議会事務局長

４．議題
[1] 番組審議
テレビ番組：ＯＢＳ大分放送開局７０年記念特別番組　南こうせつ シンガーソングライフ～デビュー５５年の軌跡～
放送時間：２０２４年８月１４日（水）午後８時～８時５７分

[2] 業務報告
（１）８月・９月のニュースや番組について
（２）視聴者・聴取者対応報告（７～８月）

[3] 次回日程について
日時：２０２４年１０月２１日（月）午後１時～
会場：大分放送本社　５階 セレモニーホール

５．審議の概要
【視聴番組について】
日本を代表するシンガーソングライター南こうせつ。今年でデビュー５５周年を迎えます。１９７５年に発表された「神田川」は時代に閉塞感が漂う中、若者たちの心を捉え、１６０万枚の大ヒット。南こうせつの歌声は時代を超えて今も人々の心を掴んでいます。
出会いと別れ。希望と挫折。こうせつさんを支え続けた大分の仲間たち。デビュー５５年。南こうせつの物語が始まります。

＜委員からの主な意見＞
〇おそらくあの時代に生きた我々世代は、南こうせつという歌手のシンガーソングライターの半世紀というよりは、自分の半世紀を照らし合わせて、感動したと思う。

〇今地域が大事といわれている中で、シンガーソングライターを通して、この時代に語り継ぐべき番組だと思う。ここで終わらすのは勿体ない。

〇一人の人間の人生がどういうふうに展開していくのかっていうのを見せてもらった気がする。その時その時に自分にできることを一生懸命やる。そういう人の人生がどう展開していくものなのかっていうことも見せてくれた。

〇南こうせつさんの話、ＯＢＳの話だけども、最後は全部大分愛につながっている番組だ。

〇何回見ても見飽きることがない番組。しかも限られた時間の中で、音楽は十分に聴かせてくれるところも素晴らしい。

〇この番組は掛け値なしに見事な番組だと思う。時系列的にしっかりと各時代を押さえている。これはＯＢＳの人脈、アーカイブ力。それと構成力がしっかりとマッチした結果だ。

〇私たちにとって南こうせつさんが本当に大分の人だっていうこと。裃（かみしも）を脱いだ南こうせつさんという感じがした。その裃を脱がせてくれた番組でもある。

〇２時間のドキュメンタリーを見たぐらいの感動と充実感があった。ものすごく丁寧に作られている番組だなとも思う。

〇ナレーションがとってもゆっくりだったので、たくさんの情報があったが、じっくり最後まで番組を見ることができた。

〇昔はよかったなと本当に思える番組だった。この古い映像や写真をこれだけたくさん使えるのは、やっぱりＯＢＳでしか成しえないだろと思いながら見た。

〇この番組は見方によっては、社会派番組だ。その時代を生きた人は、ああそうだ、こういう感じだったなっていう風に多分、思い出しながら見たと思う。