1.開催日時
2026年7月21日(火)
13時~15時6分
2.開催場所
大分放送 5階 セレモニーホール
3.出席者
委員総数 8名
出席委員数 7名
欠席委員数 1名
<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長
是永幹夫 副委員長
下川宏樹 委員
平松まゆき 委員
小笠原順子 委員
リヴィア清水夏子 委員
金成妍 委員
<欠席委員の氏名>
藤本保 委員
<放送事業者側出席者>
猪俣知三(代表取締役社長)
宮地寛哉(常務取締役 報道制作局長)
森永尚史(テレビ編成局長)
田中智基(コンテンツ部)
黒田隆司(番組審議会事務局長)
4.議題
[1] 番組審議
視聴番組:日本のチカラ「笑顔、咲かせる ~癒やしを届けるセラピスト~」
放送日時:2026年6月7日(日)
6時15分~6時45分
[2] TBSネット番組について
[3] 業務報告
(1)6~7月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(6月)
[4] 次回日程について
日時:2026年9月28日(月)
午後1時~
会場:大分放送 5階 セレモニーホール
[5] その他
5.審議の概要
<視聴番組について>
高齢者や障がいがある人にメイクやネイル、スキンケアなどを施し、美容を通じて心身のケアを行う介護美容。長尾夏音さん(32)は、2021年から大分県内でこの活動を続けています。長尾さんはかつて作業療法士として7年半病院に勤務していましたが、介助が必要な人々と接するなかで、ささやかなおしゃれが患者の心を元気づける場面に出会いました。その経験が原動力となり、自ら事業を立ち上げたのです。
足の手術を受け、ふさぎ込みがちだった93歳の女性は、ネイルを施されることで笑顔を取り戻し、デイサービスでも周囲から褒められることで気持ちが安定しました。また、人工呼吸器を使用し、寝たきりの生活を送るALS患者の女性は、文字盤を用いた対話で長尾さんと心を通わせ、スキンケアを受けるひとときを「しあわせなじかん」と表現します。
「年齢を重ねても障がいがあっても、自分らしくいられるお手伝いをしたい」と語る長尾さん。美容は単なる外見の装いではなく、生きる意欲や尊厳を支える力をもっていると言います。番組では、長尾さんの活動を通して、美容がもたらす温かな時間と、利用者に広がる笑顔の物語を追います。
<委員からの主な意見>
〇皆さんが本当に嬉しそうな顔をしてネイルやスキンケア、化粧をしている。誕生日に物ではなくて気持ちとか思い出をプレゼントするのはいいプレゼントになると思う。この番組が本当に高齢者個人だけではなくて、家族の絆もよく捉えているのが分かった。
〇「3日前ぐらいからわくわくしていました」は本当にいい言葉だ。「わくわくする」は人間としても大事な部分で、明日は楽しみというのはすごく根幹だと感じた。
〇美容を単に外見の事ではなく利用する人を一人の人間として、その人の尊厳や生きる意欲が伝わる対象として描かれているのがすごく良かった。
〇こういう職業が地域とか福祉の仕組みの中でどのような立場か?例えば費用はいくらで予約するためにはどうすればいいのか。何人ぐらい彼女のような人がいるのか、そこの情報がなかったのがもったいないと思う。
〇主人公がどうして介護美容をすることになったのかは丁寧に描いていたが美容の技術はどうやって習得したのか、最後まで紹介がなく気になった。
〇介護美容の仕事は本当に人間の個性を超えて、尊厳を大切にしているところにすごく感動した。特にALSの方が夫に「綺麗だよ」と言ってもらうところは涙が出た。
〇長尾さんたちがすごいのはなぜこんなロールモデル、仕組みで誇りを守る。学んだ先にちゃんと現場があり仕事がある。スキルの可視化、品質の担保から収益構造の安定化、これだけ考えたシステムを今から1年半前に作った。そこに迫って欲しかった。
〇高齢になって体が動きにくくなり、あるいは病気で寝たきりの生活になる。それでも毎日生活していかないといけない。その時にネイルで爪におしゃれをしてみる、そういうことが生活の中の張りになる、気持ちを華やかにするきっかけになる。そのことが代わり映えのしない生活の中のちょっとした花になっていく、それがすごく大事なことだとよく伝わる番組だった。
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