OBS大分放送

1.開催日時
2021年1月18日(月) 12時~13時50分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数  8名
出席委員数 7名

<出席委員の氏名>
是永幹夫副委員長
伊藤京子委員、神田岳委委員、板井良助委員、藤本 保委員、小田圭之介委員、児玉憲明委員

<放送事業者側出席者>
永田悠三郎社長、兼子憲司報道制作局長、神屋伸敏編成局長、萩本みなみテレビ制作部、羽田野哲彦視聴者室長 兼 番組審議会事務局長

4.議題
[1]番組審議
テレビ番組
世界一の九州が始まる「勝色に染める!インディゴメタル」
放送日時 2020年12月20日(日)午前10:15~10:30
[2]業務報告
(1)1月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(11・12月)
[3]次回の日程について
日時:2021年3月15日(月)正午
会場:大分放送 本社5階 セレモニーホール

5.審議の概要
冒頭、永田社長は、首都圏の1都3県に新型コロナ特別措置法に基づく緊急時事態宣言が出され、飲食店への営業時間の短縮やアルコールの提供時間が規制されたこと、また13日には7府県にも再発令され、それに伴い大分県も対象地域への不要不急の往来を自粛するよう県民に要請し、ワクチン接種を迅速に実施できるよう「ワクチン接種チーム」が新設されることになり、1日も早いコロナ禍の終息への願いをにじませました。続いてアメリカ大統領選挙後の動き、香港情勢や、韓国の日本に対しての元従軍慰安婦への損害賠償訴訟などに触れました。続いて、毎週日曜日にJNN九州6局が制作し、放送している「世界一の九州が始まる」12月20日に放送された大分放送制作の「勝色に染める!インディゴメタル」を視聴しました。
大分県佐伯市の精密板金加工会社「長尾製作所」が伝統の藍染の技法を用いて開発したのは、金属を藍色に染めた新素材。 これまで一般的には不可能と言われてきた技術だが、長尾浩司社長(67)は失敗を恐れずに挑戦を続けた。約3年かけて新素材「インディゴメタル」を完成。 新素材に付加価値を与える工夫を続けている長尾社長。次世代に自身のチャレンジ精神を引き継ぎながら、この技術が世界中で愛されるよう取り組む姿を追った。

〈委員からの主な意見〉
〇番組導入部の説明から入る販路の開拓など、市場を世界に広げていこうとするストーリーは分かりやすかった。
〇金属に染色できることを伝えたかったのか、出来上がりの色がオリジナリティーにあふれ、それを商品化することがポイントなのかが分かりにくかった。
〇科学的なことはよくわかりませんでしたが、文房具が好きな人がこの番組を見たら、食い入るように見ると思います、それほどたまらない魅力があったと思います。
〇大分の小さなメーカーのモノづくりの可能性を強く感じて興味深く見ました。大手のメーカーや、有名どころばっかりがマスコミ出ること多いと思うんですけど、やっぱりそういった地域のいろんな技術をどんどん世の中に発信していくのが地元マスコミの役割で、すごく大事だなと改めて思いました。一つ思ったのは藍染めと何がどう違うのかというところが一つ、また、色が安定しないから味があっていいみたいな、なんだかその辺りが具体的に伝わるとより良いのかなと思いました。
〇技術力をもって日本をアピールするのは最も必要なことなんだろうなぁという風に思っています。美的感覚とかそういう日本の特徴ですよね。それを世界に広めていただけるのは本当にありがたいことだなぁって風に拝見していて思いました。おそらくこういう他に無いものを持ちたい方にはとても魅力だと思います。面白く拝見しました。
〇長尾製作所のアイデアを活かしたミクロさんもすごいのではと感じました。長尾製作所ばかりクローズアップされていたのが、少し頭に残って。でも、全体的にはすごく面白い良い色合いの番組だったと思います。
〇長尾製作所とミクロエースの社長が出会った30年前からこれまで成功も失敗もあったと思いますが、お二人はこれまで、どういう交流を続けてきたのかを見たかった気がします。

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