1.開催日時
2023年11月20日(月)午後1時~2時15分
2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール
3.出席者
委員総数 8名
出席委員数 7名
<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長、神田岳委 委員、下川宏樹 委員、藤本保 委員、児玉憲明 委員、平松まゆき 委員
<欠席委員の氏名>
伊藤京子 委員
<放送事業者側出席者>
猪俣知三 代表取締役社長、兼子憲司 常務取締役 報道局長、篠原真治 メディアコンテンツ局長、佐藤康太 コンテンツ部、黒田隆司 番組審議会事務局長
4.議題
[1] 番組審議
世界一の九州が始まる 「生物×静物!世界に広がる絵本の世界」
放送日時:2023年11月19日(日)午後2時45分~3時
[2] 業務報告
(1)10月・11月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(10月)
[3] 次回日程について
日時:2023年12月4日(月)午後5時~
会場:大分市都町 ふく亭本店
5.審議の概要
【視聴番組について】
大分県由布市の山あいで廃校となった小学校をアトリエにして活動している2人組がいる。人間や動物など生物を描くのが得意な吉岡紗希(35)と、建物やロボットなど人工的な静物画が得意な阿部健太朗(34)夫婦による絵本作家兼芸術家ユニット「ザ・キャビンカンパニー」だ。2014年に出版した処女作「だいおういかのいかたろう」が日本絵本賞読者賞を受賞。これを機に出版社からのオファーが次々に舞い込み、アジアを中心に海外でも販売される人気絵本作家となっている。そんな中、今年出版し国内で様々な賞を受賞した絵本「がっこうにまにあわない」が、スロバキアで隔年開催されている「ブラチスラバ世界絵本原画展」に日本から出品された作品の一つに選ばれたほか、ドイツの国際児童図書館が選ぶ世界の優れた児童書の1つとして入選を果たした。世界からも注目される彼らの絵本の世界に迫る。
<委員からの主な意見>
〇子どもたちの眼差しに、すごく私は感動を覚えました。改めて映像として目の当たりにした時に、絵本ってものすごく大事だなとも感じました。
〇日々葛藤している2人です。その可能性を追求し続けていこうとしている2人にとても感動して、それは伝わってきました。
〇本の発行部数が落ちているっていうデータを示していました。だけど絵本は伸びている。視覚的にもわかる形で示されていて、こういう状況の中でもまだ紙の本っていうのを求める人たちがいることも分かりました。
〇2人が書いている場面の住み分けがもうちょっとわかったら、面白かったと思います。吉岡さんがどこまで塗って、阿部さんがどこまで書いてとかいう作業手順みたいなのがもうちょっと詳しく知りたかったなと思いました。
〇この2人が大分生まれで、そして大分大学というところで出会った。どういう惹かれ合いをその出会ったときにしたのかというところがちょっと知りたかった。
〇絵本の場合には、何が評価の対象になり、重要なのか。その絵そのものの、デザイン、図柄なのか、絵本の中に含むストーリーなのか?どういうところで評価されていくのかということがわからなかった。
〇創作することの厳しさを、この人たちも感じていると思うので、そこのところにもう少し迫れると深みが出たと思います。
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