1.開催日
平成19年6月25日(月)・正午~
2.開催場所
大分放送・メディアホールA会議室
3.議題
[1]TBSのネット番組について
[2]視聴番組
テレビ「窓をあけて九州」~母国語でPR!初めての別府・鉄輪ガイド
放送日:平成19年5月27日(日)10:00~10:15
[3]ラジオ・テレビ6月・7月特別番組について
[4]次回の日程について
・平成19年7月23日(月)の予定
・TBSのネット番組について他
4.出席委員(敬称略)
溝口薫平委員長
肥田木孜副委員長、伊藤安浩、戸高禮子、由佐康子、森哲也、後藤誠、伊藤京子
草間朋子
(赤尾重信委員欠席)
<局側出席者>
首藤社長、中山専務、江藤テレビ編成局長、井尻テレビ制作局長、後藤報道局長
矢野ラジオ局長、竹内番組審議会事務局長、秦番組審議会事務局
5.審議の概要
審議会は首藤社長があいさつで、22日に61期定時株主総会を開催し、無事終了した旨を報告した後、大分の民間ケーブルテレビ事業者4社が区域外再送信で「大臣裁定」を申請している件について、11日に総務省の「情報通信審議会有線放送部会」で、大分民放3社がそれぞれ、反対の立場で意見陳述を行った。この問題に関して民放連は、全面的に認めない方針をすでに表明しているなど、区域外再送信をめぐる動きと問題点について報告した。
続いて、「TBSのネット番組について」審議した。その中で、朝の情報番組、みのもんたの「朝ズバッ!」に意見が集中した。みのもんたの個性について意見が分かれたが、最近は押し付け感がなくなり、問題を提案する方向で番組を進行し定着して来た。「情熱大陸」や「世界遺産」といった良質の番組をもっと見られる時間に移動出来ないか、また、最近の報道姿勢について、何が問題なのか、判断材料を提供し、結論は視聴者に任せるべき、などの意見が出された。
この後、視聴番組「窓をあけて九州~母国語でPR!初めての別府・鉄輪ガイド~」を視聴・合評した。この番組は、別府八湯・鉄輪温泉で、外国人観光客に温泉情緒を楽しんでもらおうと、「鉄輪湯けむり倶楽部」で母国語によるボランティアガイドに取り組むアメリカ青年の奮闘記。
<委員から出された意見の概要>
○ゴンザレズさんがボランティアガイドを始めたいきさつとか、どんな思いでやっているか、彼の心の中をもう少し描いて欲しかった。
○15分番組の中でよくまとまっていた。鉄輪地区で地域おこしに頑張っている姿がよく描かれていた。
○アメリカ出身の青年が、別府という小さな町で、自分の生き方を楽しみ、生活している様子が伝わり、1人の人間の生き方のおもしろさを感じた。爽やかで明るい気持ちにさせてくれる番組。
○鉄輪の湯けむりは富士山に次いで日本で残したい風景のひとつ。九州全体に流す番組からして番組の重要なポイントなので、番組の導入のところに湯けむりの景色を入れて欲しかった。大分にずっと住んでいると、そうした風景が当たり前に見えるところは制作者として注意すべき。
○アメリカ人の明るさがよく描かれていた。“毎日が地獄”のTシャツに遊び心を感じた。そういったところを番組の導入に使ってもよかったのでは。
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