1.開催日
平成18年12月11日(月)・17:00~
2.開催場所
大分東洋ホテル「久住の間」
3.議題
[1]ラジオ・テレビ年末年始番組について
[2]今年を振り返って
[3]次回の日程について平成19年1月22日(月)
4.出席委員(敬称略)
溝口薫平委員長
肥田木孜副委員長、赤尾重信、由佐康子、後藤誠、伊藤安浩、戸高禮子、森哲也、
辻野功
(草間朋子委員欠席)
局側出席者
首藤社長、中山専務、江藤ラジオ局長、井尻テレビ制作局長、秦テレビ編成局長、
竹内番組審議会事務局長、矢野番組審議会事務局
5.議事の概要
審議会は、首藤社長があいさつで、「今年はデジタル放送スタートという歴史的な年となった。これからは、2011年の『完全移行』に向けてエリア拡大のための中継局の建設、データ放送の充実など諸課題に取り組んでいきたい」と述べた。続いて溝口委員長が、「この1年、番組を始めとする放送活動など、社と一体となって審議することが出来た。特に視聴番組には、新しい視点の番組が目立った。これからも、瑞々しい感性を番組の中に生かして欲しい」と要望した。
「年末年始番組」について審議を行ったあと、ネット番組やローカル番組、最近のメディアのあり方について各委員が今年を振り返った。
<委員から出された意見の概要>
○この1年、視聴番組が充実してきた。しっかり地域にアンテナを張るっている結果が番組内容に反映されている、更に地域密着を進めてほしい。
○地域密着の路線をより徹底するには、メディアミックスの可能性を探ることも必要。
○いじめによる自殺や虐待の報道が続いているが、まずは被害を拡大しないこと。また、加害者を責め立てるだけでも問題は解決しないということを、心に留めておく必要がある。
○「100キロウォーク」や「学童駅伝」など、OBSは子どもの元気な姿を見せてくれる番組が多く評価したい。
○みのもんたの「朝ズバッ!」は、ちょっと言い過ぎるところもあるが、あれも新しいやり方で定着してくると思う。さすがみのもんたさんだなと思う。
○報道の番組で、国民に何が問題か分かりやすく説明してほしい。「ありました」だけの報道ではなくて、どこがどういうふうに問題で、何を言いたいのか、どういったところを反対しているのかなど、もう少し踏み込んで伝えてもらいたい。
○OBS独自のもの、大分のことが一番詳しい局、身近な問題を一番多く取り上げる局を目指して頑張ってほしい。
○「ニュースライン」も変わってきたなと思う。これから地域密着をどのように作っていくべきかを考える時では、例えば、キャスターは出来るだけ多く現場に出て行く、また、市町村が抱える問題点を指摘しながら、現地から「中継」で伝えるなど変化をつける方法もあるのでは。是非チャレンジしてもらいたい。
○子ども向けの番組がほとんどない。子どもが学校から帰ってちょっと楽しむというか、ほっとする番組を放送してもらいたい。また、団塊の世代をターゲットにした番組編成は出来ないか。
○今年は余りにも暗いニュースが多かった。来年はもっと明るいニュースが報道されることを期待している。
○地域の話題を多く取り上げることで、OBSをより身近に感じることになる。そのことが、OBSの存在感を高め地域とのつながりを深めることにつながる。来年も、多くの感動を県民に伝えてもらいたい。
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