1.開催日時
平成28年12月6日(月) 17時~18時00分
2.開催場所
ふく亭
3.議題
[1]業務報告
(1)年末年始の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(11月)
[2]今年を振り返って
・印象に残ったOBS自社制作番組、及びネット番組
・OBS自社制作番組、及び放送界全般に望むこと
[3]次回日程について
平成29年1月23日(月)
4.出席委員
伊藤安浩委員長、是永幹夫副委員長
伊藤京子委員、神田岳委委員、清田 透委員、板井良助委員、藤本 保委員、児玉憲明委員
<局側出席者>
永田社長、大塚常務取締役報道制作局長、泉テレビ編成局長兼視聴者室長、羽田野報道制作局次長、松井ラジオ局長、篠原番組審議会事務局長
5.審議の概要
平成28年度12月の番組審議会が開かれ、永田社長が挨拶の中で今年一年を振り返り、「『恋ダンス』ではテレビ、ネット、そして屋外イベントとリンクさせることで、若年層を惹きつけた。ラジオもネットでラジコ、ユーストリーム、そして聴き逃し聴取者に向けてのタイムフリーと聴かれ方も様々。ニーズに合わせたきめ細かい番組づくりが必要。これからは「見せるテレビ」から脱却し「魅せるテレビ」を目指していきたい」とあいさつ。
続いて業務報告が行われた。そして、委員から「今年を振り返って」として、印象に残ったOBS自社制作番組、及びネット番組、放送界全般に望むことについて、意見が出された。
<委員からの主な意見>
○南海トラフ地震は必ず来るということを前提に、防災対策など突っ込んだ報道をして欲しい。
○県内に多くの人が、移住している。そういう人たちに焦点を当てた番組を作ってほしい。移住を考えている人の参考にもなる。
○熊本・大分地震の報道は良かったが、その後は風評被害など含めて元気にやっているということを、逆に大分県内から発信してほしかった。それがなかなか浸透しなかった。
○車いすマラソンのオンエアはとても良かった。トップだけでなく関門をくぐるかどうかという選手たちを、違う番組で追ったら良かった。その人たちにもかなりのドラマがある。
○経済、政治の傾向として、自国に収まり閉鎖的になりつつある。いろいろな国の様子や、日本は今こうなのだということを積極的に海外に発信していただきたい。
○ネットに依存している若者たちに、人が作ることの大事さを伝えることはテレビの役割。
○印象に残った作品は「神秘の蝶アサギマダラ 2000キロを渡る旅」で、それがきっかけでいろんなところで話題が広がった。
○熊本・大分地震を通して、四国の伊方原発も身近に深刻に感じている。その辺りの報道もお願いしたい。
○全般に望むこととして文字スーパーの誤字がよく見受けられる。最後まで、緊張感を持って番組作りに当たっていただきたい。
○歴史的な背景や学術的な根拠を示し、しっかりした番組作りをお願いした。そこにテレビが生き残る術がある。
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