4月の番組審議会は、弊社の男性社員と役員の二人に新型コロナウイルスへの感染が確認されたため、感染拡大を予防するため急遽開催を見合わせ、8人の委員には弊社が制作した番組のDVDを郵送し、ご意見やご感想を寄せて頂きました。
1.大分放送番組審議会委員
伊藤安浩委員長、是永幹夫副委員長
伊藤京子委員、神田岳委委員、小田圭之介委員、板井良助委員、藤本 保委員、児玉憲明委員
[1]DVD視聴番組
テレビ番組
日本のチカラ「ようこそ湯平へ!!~山間の小さな温泉旅館物語~」
放送日時 2019年8月11日(日)6:15~6:45
※今回の視聴番組はOBSが制作し、大分地区では去年8月に放送。ベースとなる番組は、JNN系列6局で日曜日にネットしている番組、「新窓をあけて九州」で2019年の2月に放送したものです。そして翌月のOBS番組審議会で審議され、寄せられた意見を元に追加取材したものがこの番組です。
<委員からの主な意見>
○番組冒頭のドローンで撮影したと思われる、空から湯平を一望する場面は湯平が他に何もない山間の温泉地であることを一目でわからせている。番組最後の方で、次女が9月に中国の大学に進学するのも将来の希望や発展を予感させてよかった。
○「追加取材」することの意義と役割を見ました。具体的には・「言葉の壁」を越えるために、「山城屋」だけでなく「湯平」の旅館全体の取り組みに広げていること・留学生のための「日本語講座」も地域のお寺で開催して、相互交流にもなっていることなどです。オーナーの二宮謙児さんが「おもてなしは安心感。何も心配なく過ごせること」とおっしゃっていたお言葉に尽きると思います。
○山城屋の魅力は湯平自体のポテンシャルもあると思いますが、湯平温泉全体としての魅力がもう少し表現されても良かったような気がします。
○同じ環境の全国の旅館には良い参考になったと思います。映像から、社長の言動のなかに、あたりまえの、優しいおもてなし、心の通う、心に残る、安心な旅館づくりの精神が伝わってきました。業種を超えて、経営の根幹にあることを示唆する番組でした。
○何が魅力か、ネット情報では何を発信しているのかをもっと具体的に示して欲しいと思った。全体的には、同業者の勉強会など、番組を通じてさわやかな感覚が残る展開で、番組が構成されていることもすばらしいと感じた。
○大分のインバウンド対応の旅館の先駆的存在ですが、その位置に一朝一夕で辿り着いたものではないことがよくわかります。ひとつ欲を言えば、今後『山城屋』はどうありたいのか、地域発展のための発信をどうしていくのか、ということについて知りたいと思いました。それでも素晴しい内容だったと思います。
2.次回日程について
日時:2020年5月18日(月)正午
会場:大分放送 本社5階 セレモニーホール
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