OBS大分放送

1.開催日時
2021年7月20日(月) 正午~13時45分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数  8名
出席委員数 6名

<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長
是永幹夫 副委員長
伊藤京子 委員、神田岳委 委員、小田圭之介 委員、板井良助 委員

<放送事業者側出席者>
永田悠三郎 社長、兼子憲司 取締役 報道制作局長、神屋伸敏 取締役 編成局長、都甲尚伸 テレビ制作部、羽田野哲彦 視聴者室長 兼 番組審議会事務局長

4.議題
[1]番組審議
テレビ番組 ムーブ「湯平温泉 復興への決意」
放送日時 2021年7月12日(月)午前1:40~2:10
[2]業務報告
(1)7月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(6月)
[3]次回日程について
日時:2021年9月21日(火)正午
会場:大分放送 本社5階 セレモニーホール

5.審議の概要
冒頭、あいさつした永田社長は、大分は梅雨が明けたが全国的に雨による災害が多発していて大分県内でもおよそ3300地点で盛土の調査を始まること、またコロナ禍の中で開催される、オリンピックについてワクチン配布の手続きなどが上手くいかず、国の対応が後手後手になっていることなどに触れた。また、秋に実施される解散総選挙では、山口3区でこれまでと違う動きが出てきて国政の変革が起きるかもしれないと予想した。このあと、7月12日に放送された、番組「ムーブ」で、大分放送が制作した「湯平温泉 復興への決意」を視聴した。由布市湯布院町の湯平地区は山間の美しい自然と石畳が旅人の心と体を癒す湯治場として愛されてきたが、去年7月の記録的豪雨で街並みは一変してた。中心部を流れる川が氾濫し、住宅や旅館が損壊、4人が亡くなり、今でも爪痕が残っている。コロナ禍による観光客の減少は観光業で栄えるこの地区の大きな痛手となった。再び客足を取り戻すことが出来るのか、生き残りをかけた新たな取り組みを模索する老舗旅館やアートの力で復興を目指すアーティストに迫る。

〈委員からの主な意見〉
〇みなさんの前向きで明るいところが見えて、湯平地区は必ず復興すると思わせる良い番組でした。
〇前向きに取り組んでいることを知り、その逞しさに感服しています。この番組のテーマは「希望」ということであろうと感じました。
〇湯平の復興とか、いろんな思いを考える時に、二宮さんと渡辺さんの2人が代表でいいのかと思いました。なんかもっと地元の本当の湯平の地に着いた人たちがどういうふうに今思ってどうしてるのかなみたいなところも知りたいなというのが率直な印象です。
〇やっぱり復興なんで、災害の後、再災害というかですね、もう一度災害が起こらないような対策をどうしているのかというのがユーザーとしては気になりました。そこがあると一つ行くきっかけにもなるのかなと思ったんですけど、そこは無かったのがちょっと気になりましたが、復興に向けてなんか確実に一歩一歩進んでるなという明るさとか、希望は見えたのがとてもいい番組だったなと思いました。
〇よく作られていたという思いと、治水問題等、もう少し焦点を当てて欲しかったなというのがあります。
〇由布市とか、湯平温泉街が組織としてどんなふうにこれから復興を目指していこうとしてるのかっていうところが少し分かるともっと説得力が加わり、普遍性も出て来たのかなと思います。

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