OBS大分放送

1.開催日時
2023年1月16日(月) 正午~13時50分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数  8名
出席委員数 8名

<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長、伊藤京子 委員、板井良助 委員、神田岳委 委員、下川宏樹 委員、藤本保 委員、児玉憲明 委員

<放送事業者側出席者>
猪俣知三 代表取締役社長、兼子憲司 常務取締役 報道制作局長、篠原真治 業務局長、藤澤真由美 テレビ制作部、黒田隆司 番組審議会事務局長

4.議題
[1] 番組審議
テレビ番組「新 窓をあけて九州 ~親子でつなぐ 土の歴史~」
放送日時:2023年1月15日(日)10:00~10:15

[2] 業務報告
(1)12・1月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(12月)

[3] 次回日程について
日時:2023年3月20日(月)正午~
会場:大分放送本社 5階 セレモニーホール

5.審議の概要
日田市源栄町皿山地区で約300年にわたり受け継がれている伝統工芸「小鹿田焼」。現在9軒の窯元が先祖から伝わる技を一子相伝で守り続けています。2022年春から父親のもとで修業を始めた黒木嘉津才(かづさ)さん(19)。修業を始めて2か月半後、初めて窯焼きした作品は売り物にはなりませんでした。父・史人さん(45)の偉大さに気づかされた嘉津才さん。2度目の窯焼きに向けての作品づくりが始まりました。

<委員からの主な意見>
〇取材者と被取材者の関係、距離が非常に近いという事を、全編を通じて感じた。また、親と子の覚悟を感じられて心に響いた作品だった。

〇小鹿田の里、9軒が一子相伝。何世紀かやっている、その中の現代版が少し見えた感じがする。

〇カメラマンが足しげく通ったことは映像を見て分かります。食卓での自然な家族の表情はなかなか撮れるものではない。非常に良い家族だという雰囲気が伝わってきた。

〇どうすればこんな温かい家族、また地域、伝統が育まれていくのか。ここはとてもいい地域だと感じた。

〇今の若者が家業を継ぐというその決意が伝わるとインパクトが違っていた。きっと、相当な迷いとか覚悟とかがあったのではないか。

〇かなり淡い作りで、充足感もなかった。「新 窓をあけて九州」で捉えるには企画の意図と取材対象への準備がもっと必要だ。あまりにもざっくりしている。

〇ナレーションで「進路に迷いがなかった」の一言で片付いている。父を相手にする仕事を選ぶ、そこに何があったのか。取材のプロセスの中で言葉をぶつけておけば何かを引き出せたんじゃないか。

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