1.開催日
平成16年1月26日(月)正午
2.開催場所
大分放送本社 会議室
3.議題
[1]ラジオ・テレビ1月・2月特別番組について
[2]聴取番組
テレビ ムーブ2004「神々がジャズと出会った~神楽の里の挑戦~」
放 送 平成16年1月24日(土)7:00~7:30
[3]次回日程について
平成16年3月22日(月)の予定
4.出席委員(敬称略)
溝口薫平委員長、
肥田木孜副委員長、由佐康子、田辺正勝、後藤 誠、草間朋子、伊藤安浩、戸高禮子
(赤尾委員、川原委員 欠席)
局側出席者
宮崎社長、中山常務取締役、河野取締役報道局長、笠村テレビ制作局長、
木村テレビ編成局長、志賀ラジオ局長、竹内番組審議会事務局長
5.議事の概要
今年最初の審議会が開かれ、宮崎社長が挨拶で「昨年12月に東京・大阪・名古屋地区で地上デジタル放送がスタートしたが、受信機の普及率を見るとローカル局のスタートは2006年より前倒しの可能性が高くなった。重要なことはいかに良質なコンテンツを発信するかだ」と述べた。
続いて、ラジオ・テレビの1月・2月の特別番組について担当者が報告した後、視聴番組 テレビ ムーブ2004「神々がジャズと出会った~神楽の里の挑戦~」を視聴した。この番組は、庄内町の神楽座のメンバーが大分県出身で世界的なピアニスト秋吉敏子さんのオーケストラと共演。秋吉敏子さんの曲に庄内神楽の若者達がどう挑戦したかを描いたドキュメンタリー番組。
<委員から出された意見の概要>
○ 大変感動的な番組だった。ジャズと神楽が見事に織り成す素晴らしい世界を描いていた。
○ 世界の秋吉敏子さんとセッション出来たことで、グレードの高い番組になった。楽しくエキサイトしながら視聴出来た。
○ 庄内神楽座の人達が秋吉敏子さんの世界に入りきれないジレンマが伝わってきた。
○ 地元の人達の固有の文化を長い時間をかけて守り続けて来た形とか、リズムとかが変るのではないかという心の葛藤が非常によく描けていた。
○ 自分達が長年守り続けて来た固有の文化をこれからも守り続けていくというコメントが欲しかった。
○ 若い青年が、伝統的な神楽を一生懸命受け継ごうとしている様子に感動した。
○ この番組は、異文化国土の接触がテーマだと思うので、ジャズバンドのメンバーにもインタビューすると、もっと立体的になった。
○ ジャズという都会文化と農村文化を融合した新しい文化を創造した番組で神楽を舞う人達に視点が据えられていて良かった。
○ プロの厳しさに臆することなく挑戦した庄内神楽の人達の熱意が伝わった。庄内神楽が学校教育の場でも発表されて、社会的に更に成長していくのを見守りたい。
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