1.開催日時
平成27年11月16日(月)12時
2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール
3.議題
[1]業務報告
(1)11・12月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(10月)
[2]番組審議
テレビ番組 「世界一の九州が始まる!」~自然の秘密が生んだチカラ!大分生まれのトンボ発電~
放送日時 平成27年11月8日(日)10:15~10:30
[3]次回日程について
平成27年12月8日(火)
4.出席委員
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長
鶴丸礼子委員、神田岳委委員、藤本 保委員、児玉憲明委員
<局側出席者>
永田社長、高木常務、泉テレビ編成局長兼視聴者室長、松井報道局長兼テレビ制作局長、砂原ラジオ局長兼ラジオ営業部長、三浦番組ディレクター、篠原番組審議会事務局長
5.審議の概要
平成27年11月の番組審議会が開かれ、永田社長が「戦後70年記念特番「私の街も戦場だった!」はOBSの発案で、TBSと共同制作で連盟賞に出品し候補7編に選ばれたが、残念ながらグランプリはとれなかった。受賞作を見ると、日常で起きていることを、数年をかけ取材し、人の生きる様子、生きるということを描いている。こうした番組を今後とも、もっと掘り下げて作って行きたい」とあいさつ。
続いて、テレビ番組『「世界一の九州が始まる!」 ~自然の秘密が生んだチカラ!大分生まれのトンボ発電~』を視聴・合評した。再生可能エネルギー自給率日本一の大分県で今、新しい風力発電の研究が進められている。日本文理大の小幡教授はトンボの飛行メカニズムが、効率よく飛ぶ力“揚力”を生み出すことに注目。トンボの羽の構造を利用した風車を作り風力発電への応用に成功した。目標は「実用化」。トンボ発電の可能性と、夢の実現に向けた小幡教授の挑戦を追う。
<委員からの主な意見>
○生物を模倣する考え方で製品化という面白い取り組み。最後の方の水力では、ちょっとした試行錯誤でうまくいくようになるのだということが分かった。
○ガソリンを使った発電機より軽くて安全なものになるので、発電能力によっては従来のものにとって代わる画期的なものとなる。
○15分という番組尺で難しいと思うが、揚力が生まれる仕組みが一般視聴者には今回の説明では分からないと思う。そこを分かりやすく伝え、すごいねと入っていった方が、引き付けることが出来た。
○内容は面白かったが、この先生はすごいのだ、この発明はすごいのだという、すごさが伝わりにくかった。
○こうした人材が大分にいることは本当に宝だと思い、教授の次の開発も楽しみ。
○航空機の翼とトンボの羽根は正反対で、トンボの羽根は低速で高性能を出して高速だと低性能になる。そこを描いて欲しかった。
○これまでの風力や太陽光発電は大規模な施設が必要だったが、それとは逆で、必要な所で必要な分、必要な人に電力を供給出来れば良いという発想に立っており、興味深い。
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