大分放送文化振興財団助成金贈呈式
大分放送文化振興財団の助成金贈呈式も今年で24回目を迎えました。
私共は、本業の放送事業だけでなく、メセナ活動を通じて地域社会に貢献することが極めて大切なことだと考えて、平成元年に財団を立ち上げ、これまでに延べ228の団体と個人に助成金を贈呈いたしてまいりました。
さらに、芸術、学術、研究などのほか環境保全に取り組む個人や団体に対しても助成を行っており、環境保全に多少なりとも寄与できればと願っております。
今回はそれらの環境保全活動をされている団体をはじめ新規の2団体など9の団体の代表にお越しいただきました。県内のそれぞれの分野でリーダーとしての役割を果たしている皆様であります。
今回の助成がそれぞれの事業活動の一助になりますことを大いに期待いたしております。
(1)「創立50周年記念 第37回定期演奏会」の開催
創立50周年にあたり集大成として第37回定期演奏会を開催します。指揮者とソリストには大分県の音楽教育をリードする大分県立芸術文化短期大学から二人の准教授を迎え、一段と高いレベルの演奏会を催すことで、「文化の高いふるさと大分の実現」を目指す第15回大分県民芸術文化祭の閉幕行事を務めます。
<創立50周年記念 第37回定期演奏会(第15回大分県民芸術文化祭閉幕行事)>
日時:平成25年11月24日(日)午後2時
場所:iichikoグランシアタ
(2)「硫化水素と糖尿病」の研究
硫化水素は、腐卵臭のする温泉地では有名なガスである。一般的に、硫化水素は「有毒ガス」のイメージが強い。しかし、このガスは生体内でも生成され、シグナル分子として働いていることが近年の研究で明らかになった。本申請研究では、生体内におけるこのガスの機能をさらに明らかにするために、硫化水素産生酵素の欠損が糖尿病に及ぼす影響を調べる。
(3)おおいたの演劇-これまでとこれから-中沢とおる氏追悼公演
戦後、大分の文化芸術に深くかかわり、発展の一翼を担った中沢とおる氏(大分県民演劇制作協議会)の追悼公演と記念フォーラムを開催する。
中沢氏は大分を題材とした脚本を多数執筆・上演されており、地域に根ざした作風に合わせ、舞台の役者・スタッフも県内在住の若手演劇人をメインに構成し、大分の演劇の活性化につなげる。
日時:平成26年3月9日(日)
場所:ホルトホール大分
(4)ぽけっとの会結成15周年記念行事 泉 鏡花原作「天守物語」
「子どものために読み語り」という願いにより発足した「ぽけっとの会」は大分市立横瀬小学校の授業の一環で毎月1回全校児童を対象に学年ごとの読み聞かせ「パピプペポたいむ」を中心に活動。さらに「読み聞かせ」をいろいろな人に「一つの作品」を通してより深く「読み語りたい」と、泉 鏡花 原作「天守物語」に挑戦したもの。
<「天守物語」泉 鏡花 原作>
日時:平成25年10月20日(日)14:00~
場所:平和市民公園能楽堂
(5)第15回「別府アルゲリッチ音楽祭」
今回は15回目の節目として「再会そして新たな出発」をテーマに、過去に出演した演奏家を迎え、これまでの歴史を振り返るとともに、今後を考える契機としたい。
■2013年5月6日(月)~19日(日)
ビーコンプラザ(別府市)、iichiko総合文化センター(大分市)で開催
<別府アルゲリッチ音楽祭関連コンサート>
[1]日韓文化交流コンサート
日韓文化交流スペシャルコンサートinソウルvol.5
5月6日(月)ソウルアーツセンター(予定)
[2]アルカスSASEBO提携コンサート
5月7日(火)アルカスSASEBO・中ホール
(6)第42回グループUNO定期演奏会
グループUNOの活動は、定期演奏会のほか学校巡回公演や、地域活動として少子地域支援センターにおけるコンサートの開催、障害者施設でのコンサートの開催を行っている。今年は42回目の定期演奏会となる。
<第42回グループUNO定期演奏会>
日時:平成25年11月8日(金)19:00~
場所:iichiko音の泉ホール
(7)アルテビーバコンサート
大分県出身者を主体に、国内外で活躍するオペラ歌手ら芸術家が出演する総合舞台芸術の公演。子どもや学生対象のワークショップを事前に実施したうえで開催する。平成25年は全体テーマを「GIOIA」とする。
オペラを生で鑑賞する機会を地域の人たちに提供するとともに、子どもたちには舞台上で体験してもらい、芸術文化に親しむ「豊かな心」を育んでいく。芸術家有志のいわば手弁当の活動を地元ボランティアが支える公演であり、平成25年で6年目となる。より多くの子どもたちが舞台芸術を実感・体験できる場として地域社会へ貢献したい。
日時:平成25年8月25日(日) 15:00~
場所:くじゅうサンホール(竹田市久住町)
演目:
第1部 オペラ「シンデレラ」
第2部 バレエ/ピアノ連弾、ワークショップ発表
第3部 オペラ「愛の妙薬」
(8)ボランティアによる植樹大会
ボランティアによる植樹を行うことにより、県下ボランティア活動を推進するとともに、健全な森林や緑を造成して地球温暖化防止の一助とする。また、都市住民をはじめ多くの人々に森林や緑に対する一層の理解を深めてもらうことを目的とする。
日時:平成26年3月中旬
場所:大分県下で植樹を必用とし、有効な場所を選定
後援:大分県など予定
(9)高岡地域・自然エネルギー活用の村づくり推進プロジェクト
「おおいた地球環境デザイン」と高岡地区環境部会が協働して「自然エネルギー村づくり」をすすめることとし、主に太陽光や小水力発電等の自然エネルギーを利活用した全国でも先駆的な地域を目指すとともに、大局的な見地で環境保全に貢献する。
日時:平成25年4月から11月10日の間
場所:由布市高岡地区
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