OBS大分放送

1.開催日時
2022年7月19日(月) 正午~14時10分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数  8名
出席委員数 6名

<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長、伊藤京子 委員、神田岳委 委員、下川宏樹 委員、藤本保 委員

<欠席委員の氏名>
板井良助 委員、児玉憲明 委員

<放送事業者側出席者>
猪俣知三 代表取締役社長、兼子憲司 常務取締役 報道制作局長、篠原真治 業務局長、藤澤真由美 テレビ制作部、黒田隆司 番組審議会事務局長

4.議題
[1] 番組審議
テレビ番組 「日本のチカラ」~生きがい~障がい者支援の現場から~
放送日時 2022年7月10日(日)6:15~6:45

[2] 業務報告
(1)6月・7月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(6月)

[3] 次回日程について
日時:2022年9月20日(火)正午~
会場:大分放送本社 5階 セレモニーホール

5.審議の概要
<番組内容>
大分県別府市にある「社会福祉法人 農協共済 別府リハビリテーションセンター」。病気や事故で脳に損傷を負い後遺症のある人が、自立した生活を送れるよう、さまざまな訓練をおこなうリハビリ施設です。
施設のひとつ「障害者支援施設にじ」で働く和田大輔さん(46)は元利用者。「にじ」での就労移行支援の訓練を経て、就職が実現しました。脳出血発症当初は社会復帰をあきらめていた和田さん。和田さんにとって「働く」こととは…。

<委員からの主な意見>
〇テーマが「生きがい」。障害のある主人公が最後に就労する。働くことが生きがいというまとめ方も素晴らしい。本当に分かりやすかった。
〇見ていて出てきた疑問が番組の中で全て解決された。いろんな障害がある人に光をもたらすような構成だ。
〇純粋に人間として人として頑張っている姿がいいなと思える番組だった。
〇周りの人と支え合うということ。共に生きるということを感じさせくれた番組でした。
〇主人公の和田さんが最後に誰かの役に立ちたいとか一緒に働いていってもらいたいとか、それが自然に出ていたのもとても良かったと思います。
〇働くことの大切さ。どんな些細なことでも働いて誰かのためになる。社会と繋がっているっていう感覚が人を生き生きさせるのか改めて感じました。
と、今回は評価する意見が多かった。一方で、
〇就労支援の説明で、リハビリをした後、どういうところに職を求め、どんなところで働けるのかを知りたかった。
〇指導員の方が育てたちょっと青いミニトマトを「これ捨ててOKね」と言って捨てていたが、捨てなくても利用の仕方があるのではないか。その場面をカットしなかったのは意図があるのか。
〇全般に成功例として描かれていて、心が折れそうな長いリハビリの毎日、失望の底から這いあがってきた苦労の描写が足りないように思える。
という意見も頂いた。

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