OBS大分放送

1.開催日
平成23年1月24日(月)
2.開催場所
大分放送5階セレモニーホール
3.議題
[1]視聴番組
テレビ「新九州遺産」
峯入~国東半島・十年に一度の荒行~
放送日:平成22年12月29日(水)14:00~14:53
[2]ラジオ・テレビ1月・2月の番組について
[3]次回日程について
平成23年3月28日(月)
4.出席委員(敬称略)
溝口薫平 委員長
肥田木孜 副委員長
由佐康子、伊藤安浩、伊藤京子、神田岳委、藤内悟 委員
(草間朋子、鶴丸礼子、板井良助 委員 欠席)
<局側出席者>
首藤社長、中山専務、井尻テレビ制作局長、後藤報道局長、泉テレビ編成局長、菊池ラジオ局長、竹内番組審議会事務局長 
5.審議の概要
  今年最初の審議会が開かれ、首藤社長が「今年はデジタル化への完全移行という歴史的な年になる。最後まで気を緩めず全力で取り組んでいきたい」また、今年も「報道制作力を強化し、良質な番組作りを目指したい」とあいさつした。続いて、視聴番組、テレビ「新九州遺産」峯入~国東半島・十年に一度の荒行~を視聴・合評した。番組では、文殊仙寺の秋吉さん親子を中心に総歩行距離150キロにも及ぶ過酷な荒行に密着。国東仏教文化を守り受け継いで行くことの厳しさに迫った。

<委員から出された意見の概要>
○六郷満山「峯入」のことは話に聞いていたが、僧侶になるには、このような過酷な荒行を経なければいけないのか、番組を通じて知ることが出来た。
○六郷満山という大分ならではのテーマで、改めて大分の歴史の豊かさを感じた。
○この映像は貴重なアーカイブとして後世に残せる素材で、県民の誇りでもある。
○カメラマンの大変さがよく分かった。ただ、多くのカメラマンが映り込むので神聖なシーンが薄らぐ感じがした。各社で申し合わせが出来ればもっと神々しい映像が撮れたと思う。
○国東の仏教文化は神仏習合と言われている。冒頭の宇佐神宮の鳥居の下を行者たちが行くシーンはすごく象徴的なシーンだった。
○「峯入」をバックアップする体制やその人たちの日常にスポットを当てても良かったのでは。
○親子の世代はよく描かれていたが、お孫さんの世代まで広げて3世代にスポットを当てると、お寺を受け継いで行く歴史的なものも表現出来たと思う。
○テレビの社会貢献という観点から今回の映像を、各学校で巡回するなど子どもの教育に利用してはと思う。
○過疎化が進む中で、今回の映像は国東半島の仏教文化を観光面でも生かせる迫力のあるものだった。

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