1.開催日
平成23年6月20日(月)
2.開催場所
大分放送5階セレモニーホール
3.議題
[1]ネット番組」について
[2]視聴番組
テレビ 「3・11大震災 記者たちの眼差し」
放送日 平成23年6月11日(土)前編26:33~28:13/6月18日(土)後編26:33~28:13
[3]ラジオ・テレビ6月・7月の番組について
[4]次回日程について
平成23年7月25日(月)
4.出席委員(敬称略)
溝口薫平 委員長
肥田木孜 副委員長
由佐康子、鶴丸礼子、伊藤京子、神田岳委、藤内 悟委員
(草間朋子、伊藤安浩、板井良助委員 欠席)
<局側出席者>
首藤社長、中山専務、井尻テレビ制作局長、後藤報道局長、菊池ラジオ局長、篠原編成業務部長、竹内番組審議会事務局長
5.審議の概要
審議会では、首藤社長が「デジタル放送完全移行まで1か月となった。円滑に移行出来るよう7月1日からアナログ放送の画面を通じた特別周知を行いたい。7月24日には無事完全移行し、新しいメディア時代がスタート出来ると確信している」とあいさつした。続いて「TBSのネット番組について」審議が行われた後、テレビ番組「3・11大震災 記者たちの眼差し」から、OBS取材分を視聴・合評した。この番組は、JNN各局記者24名が被災地に立ち、何を思い、どんな気持ちで取材を続けたか、自問自答する記者の思いをまとめたオムニバスのドキュメンタリー番組。
視聴したOBSの番組は、大分市で働く石巻市出身の夫婦が、寺の本堂が流された両親に宛てたメッセージと、津波に飲み込まれ九死に一生を得た母子4人は宇佐市で避難生活を送っているが、二男を奇跡的に救出した男性を記者が探しあて母子のメッセージを届ける。
<委員から出された意見の概要>
○言葉を失うというか、災害の恐さを改めて見せつけられる思いがした。記者の思いのこもった迫力ある心にしみる記録集だった。
○今回の震災を通して、私たち1人1人が謙虚に、もう一度人間としてどうあるべきかを学ぶ機会だと、番組を見て教えられた。
○短い番組の中にストーリー性があり、人間の尊厳を感じる内容だった。
○記者としての客観的な目は持ちながら、人間としての共感が番組からも伝わって来た。
○震災の厳しさだけでなく、人とのつながりの大切さを、記者の目を通して見ることが出来た。
○後々、3・11がどんな震災だったか、記録としての大事な資料になると思う。
○映像の力を感じると同時に、生と死が紙一重だと感じた。改めて生かされている自分を問い直す良い番組だった。
○生死の境を経験し、田舎での避難生活を送る子どもたちを見ていると、改めてふる里を持つことの素晴らしさを感じた。
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