1.開催日
平成20年1月21日(月)
2.開催場所
大分放送5Fセレモニーホール
3.議題
[1]視聴番組
テレビ「OBS開局55周年記念特別番組」
竹の芸術、ミラノへ~海外進出目指す4人の竹工芸家~
放送日平成19年12月22日(土)15:00~15:54
[2]ラジオ・テレビ1月・2月特別番組について
[3]次回の日程について
平成20年3月24日(月)の予定
[4]その他
4.出席委員(敬称略)
溝口薫平委員長
肥田木孜副委員長
由佐康子、後藤誠、伊藤安浩、戸高禮子、森哲也、伊藤京子
(赤尾重信、草間朋子委員欠席)
<局側出席者>
首藤社長、中山専務、江藤テレビ編成局長、井尻テレビ制作局長、後藤報道局長
矢野ラジオ局長、竹内番組審議会事務局長、秦番組審議会事務局
5.審議の概要
今年最初の審議会が開かれ、首藤社長があいさつで「今年は開局55周年の節目の年。これまで築いてきたOBSブランドをゆるぎないものにしなければならない。新たな決意で“信頼度No.1”の地域メディアを目指したい」と述べた。
続いて、視聴番組 テレビ「OBS開局55周年記念特別番組」竹の芸術、ミラノへ ~海外進出目指す4人の竹工芸家~を視聴した。この番組は、低迷する別府の竹工芸の再生を目指す4人の若手工芸家が、イタリアのミラノで竹の工芸展を開いた。4人に密着し、別府竹工芸の現状と根付いた文化を伝承していく姿を追った。
<委員から出された意見の概要>
○竹製品の素晴らしさを再認識した。ミラノまで進出して竹工芸品を売り込もうとする意気込みが伝わった。55周年の企画としては、成功したと思う。
○60分番組だったが、見終わった時に気持ちが爽やかになった。人間国宝の生野祥雲斎さんの生前の映像など、感銘した。
○竹製品が生活文化という面から、日常の中に根付くきっかけになるといい。
○4人の工芸家たちの個性がよく描かれていた。映像も竹の持つ素材の特長をきれいに映し出し、ナレーションも良かった。
○ミラノに行って人が来てくれるだろうか、作品に対する評価は、果たして番組として可能だろうか、などの心配を出発する前のシーンに入れて構成するとよかった。
○視点が明確で、構成がしっかりしていた。世界でも伝統や職人意識の高いファッションの先進地ミラノを選んだ見識はすごいと思う。
○別府の竹工芸をテーマに取り上げて、懐かしかった。番組が短く感じたし、人間の温かさを感じる番組だった。根付いた文化を伝承していく気持ちが伝わった。
○番組を見て、グローバルな視野を持てば、まだまだいろんな分野で発展する可能性があると感じさせた番組。勇気とか元気が湧いてくる思いがした。
○竹工芸家といえば、お年寄り、気難しい人たちというイメージと思っていたが、若い世代が頑張っている様が伝わり、新しい発見があった。
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