OBS大分放送

1.開催日時
平成28年9月26日(月) 12時~14時30分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.議題
[1]番組審議
テレビ番組 「歩こうおおいたチャレンジ100キロ2016」
放送日時  平成28年8月28日(日)16:00~16:54
[2]業務報告
(1)9・10月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(7・8月)
[3]次回日程について
平成28年10月17日(月)

4.出席委員
伊藤安浩委員長、是永幹夫副委員長
鶴丸礼子委員、神田岳委委員、清田 透委員、板井良助委員、西村摩耶委員、藤本 保委員、児玉憲明委員

<局側出席者>
永田社長、大塚常務取締役報道制作局長、泉テレビ編成局長兼視聴者室長、羽田野報道制作局次長、松井ラジオ局長、テレビ制作部 井本信也ディレクター、篠原番組審議会事務局長

5.審議の概要
平成28年度9月の番組審議会が開かれ、永田社長が「テレビの視聴率については、OBSをはじめJNN全局とも上向き。しかし、ネットフリックスなど動画配信サービスの動きが激しくなっており、地方局が大きな影響を受けることが懸念される。地方局は、地上波やネットなどで地方ならではのコンテンツの開発を一層強化すべき」とあいさつ。
ひき続き、テレビ番組『歩こうおおいたチャレンジ100キロ2016』を聴取・合評した。小学生が6日間で100キロの道のりを歩く、夏休み恒例の特別番組。14回目を迎える今年も、県内在住の小学4年生から6年生までの児童12人が参加。OBS本社を出発し、豊後高田市の長崎鼻海水浴場を目指す。山場は4日目、高低差の激しい国東半島を縦断する32キロの道のり。6日間の共同生活を送りながらゴールを目指す12人の子供たちに巻き起こる様々な出来事。チャレンジを通じて一歩ずつ成長する子どもたちの姿を描く。

<委員からの主な意見>
○歩くことは健康なら誰でもできるが、これだけ長い距離をまとまって歩けば、それぞれがいろんなことを考えなければならず、多くの経験が出来るのだと感じさせてくれる番組。
○だれることなく最後まで緊張感を持って見られた。子どものコミュニティとしての成長の姿がしっかりと見てとれる、夏休みの教材的な番組。
○誰をリーダーにするか決めなくても、自然と役割が決まって助け合う姿に感動した。
○今後、高校や大学に進む中で、あの時の仲間はどうしているだろうと、励みになる繋がりができた。
○例えばエンドロールで、自分たちが何を得たのかを色紙に書いて、顔の映像と一緒に流すなどすると、どういう子どもたちがいたかがもっとはっきり分かった。
○親の立場なら、自分の子が映っていないと思うかもしれないが、もう少し人数を絞って良いのでは。
○今回は歩くシーンが多かったが、食事や就寝、風呂などはどうしたのだろうと思った。
○15年撮り続けたこの番組をまとめて、同窓会やOBSスタッフも含めて番組にすれば、すごいドラマになるのではないか。
○プログラムの中身を見ると、教育的配慮がなされ子どもたちを育てる機会となっている。これはOBSが提供する社会教育プログラムのひとつと言っていい。

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