1.開催日時
平成29年7月24日(月) 12時~14時20分
2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール
3.議題
[1]『JNN九州・沖縄地区 番組審議会委員長会議』報告
[2]番組審議
テレビ番組 「悟りの道をゆく~国東六郷満山峯入~」
放送日時 平成29年6月21日(水)20:00~20:54
[3]業務報告
(1)7・8月の番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(6月)
[4]次回日程について
平成29年9月25日(月)
4.出席委員
伊藤安浩委員長、是永幹夫副委員長
伊藤京子委員、神田岳委委員、佐藤政昭委員、板井良助委員、藤本 保委員、児玉憲明委員
<局側出席者>
永田社長、大塚常務、泉テレビ局長兼視聴者室長、羽田野報道制作局長、松井ラジオ局長、渡邉太一ディレクター、篠原事務局長
5.審議の概要
平成29年度7月の番組審議会が開かれ、永田社長が「7月5日に大雨特別警報が出され、大分・福岡両県で甚大な被害をもたらした。この際、TBS系列で応援体制を組む「チームJNN」が力を発揮した。発生翌日から、全国の放送局が続々と大分入りし、スムーズに取材が行われ大変力強く思った。被災地では1日も早い復興が望まれる」とあいさつ。
ひき続き、テレビ番組『悟りの道をゆく~国東六郷満山峯入~』を視聴・合評した。宇佐神宮を発祥とする八幡信仰と山岳信仰が結びつき、神仏習合による独特な仏教文化が形成された国東半島。今年4月、六郷満山の僧侶による開祖が修行を積んだ足跡をたどる山岳修行・峯入が、7年ぶりにおこなわれた。来年開山1300年を迎える六郷満山では、江戸時代末から途絶えていた巡礼ルートを辿ることにした。183か所の霊場は、現在の僧侶が地道な調査のもと再発見したもの。番組では、総移動距離400キロ・20日間の峯入に密着。近年の峯入では見ることができなかった霊場を紹介しながら六郷満山の歴史を紐解く。
<委員からの主な意見>
○地面の様子がわかるよう足元を撮ったり、道なき道を竹を払いながら進んだりという、かなり迫力のある映像だった。
○県内に住んでいながら、よく知らなかった。国東はすごいということを、つくづく感じさせられた。
○今回修行した中に若い僧侶の姿があって、世代交代がうまくできているなと感じた。こういった神事などはどう継承していくかということが、課題になる。
○僧侶達だけの話ではなく、信仰深い一般の方々の姿も垣間見えることができた。
○率直に見応えがあった。新たにルートを確認するというところに密着し、テレビの記録性を活かしていた。また、記録することの大切さも感じた。
○ほら貝の音、読経、子どもたちの声など、飾りのない自然の音響が効果的だった。
○夜の間の様子や、全体の移動の道のりなどが分かると良かった。
○県外から移り住んだ者にとっては、大分県は宝の山と言っていいほどの歴史を持っている。しかしそれに気がついていない人も多く、こうしたドキュメントを見て、より多くの県民が誇りとしてほしい。
○タイトルに特別感が感じられず、今までの番組と差別化されていないところが残念だった。
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