OBS大分放送

1.開催日時
2021年11月15日(月) 正午~14時20分

2.開催場所
大分放送 5階セレモニーホール

3.出席者
委員総数  8名
出席委員数 8名

<出席委員の氏名>
伊藤安浩 委員長、是永幹夫 副委員長
伊藤京子 委員、神田岳委 委員、小田圭之介 委員、板井良助 委員、藤本保 委員、児玉憲明 委員

<放送事業者側出席者>
永田悠三郎 社長、兼子憲司 取締役 報道制作局長、神屋伸敏 取締役 業務局長、村津孝仁 アナウンス部、羽田野哲彦 視聴者室長 兼 番組審議会事務局長

4.議題
[1]番組審議
ラジオ番組 「村津孝仁のオルケスタラジオ」
放送日時 2021年10月7日(木)午後9:00~9:30
[2]業務報告
(1)10・11月のニュースや番組について
(2)視聴者・聴取者対応報告(10月)
[3]次回日程について
日時:2021年12月6日(月)午後5:00
会場:大分市都町 「ふく亭本店」

5.審議の概要
冒頭、永田社長は衆院選の選挙結果に触れたり、世界規模での経済連携が国内景気の浮揚につながったりすることに期待すると述べました。また、地球温暖化に後ろ向きな国に贈られる、不名誉な「化石賞」に日本が選ばれ、世界の流れから取り残された感じがすること、最後にコロナ禍が落ち着き、経済活動が活発になることで、石油の高騰や物の値上がりに岸田内閣がどう対応していくのかが問われていると強調しました。このあと、この秋から始まったラジオの新番組「村津孝仁のオルケスタラジオ」を聴きました。コロナ禍で、「こんな時だからこそ、小編成のオーケストラにできることがある!」と城下町竹田市に生まれた、「TAKETA室内オーケストラ九州」。旗揚げしたのはコントラバス奏者で、竹田市地域おこし協力隊員の森田良平さん(36)。メンバーは九州に縁があり、国内外のステージに立つ音楽家10人。9月下旬予定の「グランツたけた」でのコンサートを出だしに演奏会を重ね、各地で生の音楽を届ける。番組ではオーケストラや各楽器の音色を「TAKETA室内オーケストラ九州」の楽団員の解説と共にリスナーに届ける。またプロの演奏家の人柄などを通して、リスナーにクラシックに親しんでもらい、大分に誕生したオーケストラを応援し、地域文化の発展に貢献しようというもの。

<委員からの主な意見>
○番組の中で解説を時々交えていただきうれしいと思います。クラシックってどうしても敷居が高くてコンサート会場まで足を運びにくいという方が多いと思うんで、その辺はですね、敷居を下げていただく意味でもいいのかなと思いました。
○素晴らしい番組。コロナ禍でこういう番組があるということ。できればもっと多くの人に知ってもらいたいなと思いました。それから竹田市すごいなというふうに思いました。田舎に住むのと都会に住むのとどこがどう違うかというと大きく教育と文化。チャンスが田舎にはない。それをしっかり作っているということ。そういう人達が企画力のある人を呼んできて、本当の意味でこれが地域おこしという気がします。
○市民の声、それからあの会場でですね、演奏の途中で大きな拍手が起こったり、見に行った私もつい大きな拍手を送ったり自然な雰囲気でした。ちょっとここのところ他の所じゃあり得ないようなことだったと思います。奇跡のような盛り上がり方でした。
○音だけで想像するところはやっぱり面白いなと思っていまして、そういう意味ではラジオの良さがよく伝わってくる。演奏そのものは聴けるんですけど、会場の「グランツたけた」ってどんな雰囲気でステージがどんな感じでどんな風に人が並んでて、なんかどんな表情で演奏してるのか、もう少し想像に役立つような情報があってもいいのかなと思いました。
○滝廉太郎の歴史、そしてここは大友宗麟の歴史もありますから、ようやくその大分の方々がご自分たちの歴史に気づき、そしてまたそのことがここに生きる人たちの誇りになっていくということに気づくと思うんですね。大分の中でも文化都市の竹田市で、みんなで連携する意味というのが本当に分かって欲しいと思います。是非続けて行って欲しい番組です。
○ラジオでは比較的難しいと思われる、局面局面での声の強弱や間合いが抜群でとても聴きやすかったと思います。

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