記事 > OBSラジオ > 情熱ライブ!Voice > 衛藤賢史のシネマ教室
2017/11/07
少し話しが出来すぎの感があるが、滝田洋二郎監督の手練れの演出術によって大作として風格のある内容に仕上げてきた。 <麒麟の舌>と称される、一度食べた料理の味は決して忘れず再現できる絶対味覚の持ち主である料理人 […]
2017/10/31
1982年に公開された「ブレードランナー」(監:リドリー・スコット)は、興行的には不振であったが、以降につづく終末的世界観を描く近未来SFの先駆として評価されレジェンドとなった作品であった。この作品は2019年のLAを舞 […]
2017/10/24
アメリカのCIAと南米コロンビアの麻薬組織メデシン・カルテルの双方から利鞘を取って大金を稼いだ、天才パイロットのバリー・シールの破天荒な人生をコミカル・タッチで描いたクライム・アクションをトム・クルーズが気持ち良さそうに […]
2017/10/17
1978年に初放映された「アルプスの少女ハイジ」は、今も世代を超えて日本人に最も愛されている名作アニメ(高畑勲/宮崎駿)となっている。 この作品は、その原作(ヨハンナ・シュピリ1880)の本家本元であるスイスが、実写版と […]
2017/10/10
阪本順治監督は、この作品においてケレン味を一切排除して、いわばクセ球なしの直球一本で押してくる内容に終始してきた!そのため、見る側にとって一本調子の内容として不満を持つ方がいると思うが、それを覚悟の上で主人公の日系二世ボ […]
2017/10/03
すこしお話しが出来すぎた感があるも、見る観客の期待を裏切らないほのぼのとした流れをぼくは肯定する。ラッセ・ハルストレム監督はよほど愛犬家だろうと思うのは、犬を主題にした作品はいつも犬にメロメロになってしまい、ドラマの内容 […]
2017/09/26
大分県人にとって豊後高田市の<昭和の町>でのロケがあった映画として知っておられる方が多いと思う作品だ。人気作家・東野圭吾の同名の原作であり、時空を超えたファンタジーな内容を持つ、ハートウォーミングな映画である。2012年 […]
2017/09/19
「プロメテウス」は哲学的示唆を盛り込んだテーマが仇となり、内容的に未消化の作品となったが、この作品はその後日潭となる。 巻頭シーンで「プロメテウス」のアンドロイドのデヴィッドが登場する事によって後日潭と分かるようにしてい […]
2017/09/12
ナチスによるユダヤ人の迫害について、世界中が数多くの映画を発表しており、ぼくら日本人の大多数はその凄惨な概要について熟知している国民だと思う。 そしてこの作品は、13歳の少女ファニーをリーダーとして、9名のユダヤ人の少年 […]
2017/09/05
このタイプの映画には整合性は関係ナシ!とにかく面白ければそれでいいのだ。 いわば庶民が楽しむ娯楽映画の王道手段であり、ジャッキー・チェンの映画はその道を踏み外さない。この作品もその例にもれずハチャメチャな内容であるが、面 […]
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